南極の交通
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/04 03:13 UTC 版)
南極の交通(なんきょくのこうつう)では、南極およびその周辺の交通に関して記述する。
注釈
- ^ アイスチャレンジャー隊が破るまで、最速記録保持者は風間深志である。パトリオットヒルズ—南極点を走るため開発した特別仕様のヤマハ製オートバイは、南極条約の規定を満たすよう音と排気ガス対策をほどこした水冷2サイクルエンジンを積み、排気量は200cc。この「ウィスパーダンサー」号はアイスチャレンジャー隊と同じ距離を1991年12月10日から翌年1月3日にわたる24日で走破した。サポート班を乗せたスノーモービルが緊急時に備えて伴走、難所では走行を支援している[4]。風間の前は1958年、エドモンド・ヒラリー卿探検隊が82日で到達、タイヤを履かせたトラクターを使った[4]。
- ^ 南極条約第7条は監視員制度を設けて条約を必ず守るよう、互いの国の船舶ほかの巡検を認める[5]。
出典
- ^ “国立極地研究所│ニュースとお知らせ”. www.nipr.ac.jp. 国立極地研究所. 2024年3月4日閲覧。
- ^ CORPORATION, TOYOTA MOTOR (2021年2月6日). “南極観測用雪上車って何? 種類と特徴を知りたい”. GAZOO.com. 2024年3月4日閲覧。
- ^ a b “『第2回ヤマハチャレンジ展』モーターサイクルの南極点への挑戦 - コミュニケーションプラザ | 2001 企画展 Vol.4”. global.yamaha-motor.com. ヤマハ発動機 (2001年). 2020年9月11日閲覧。
- ^ a b c d “ICE CHALLENGER TRUCK WORLD RECORD ATTEMPT TO SOUTH POLE”. 2006年11月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年10月14日閲覧。
- ^ “南極条約・環境保護に関する南極条約議定書”. 外務省 Ministry of Foreign Affairs of Japan. 2020年9月11日閲覧。
- ^ Rejcek, Peter (2008年9月26日). “Air Force successfully tests new capability to fly any time of year to McMurdo(空軍の性能試験が成功、マクマード基地へ年間無制限の着陸に道)”. Antarctic Sun
- ^ a b c “Canadians pulled off daring 2001 South Pole rescue(2001年の救援機に乗り組んだカナダ人)”. Ctvnews.ca. (2013年1月24日) 2013年11月11日閲覧。
- ^ Transcript (2001年4月26日). “Plane With Dr. Shemenski Arrives in Chile(シメンスキー医師を乗せた飛行機、無事にチリに到達)”. CNN 2013年1月23日閲覧。
- ^ “Polar Doc Rescuers Battle Time, Weather – ABC News(南極のお医者さん搬送は時間と気象との闘い)”. Abcnews.go.com 2013年11月11日閲覧。
[続きの解説]
「南極の交通」の続きの解説一覧
- 1 南極の交通とは
- 2 南極の交通の概要
- 3 空路
- 4 脚注
- 南極の交通のページへのリンク