千葉駅以東・以南の発着列車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 09:15 UTC 版)
「横須賀・総武快速線」の記事における「千葉駅以東・以南の発着列車」の解説
千葉駅以東・以南の発着列車は全て種別は「快速」であり、いずれも千葉駅から各線へ直通する。そのうち、総武本線の千葉駅 - 佐倉駅間は総武本線・成田線・鹿島線 直通列車が、外房線の千葉駅 - 蘇我駅間は外房線・内房線直通列車が同じ線路を走行する。なお、列車番号は、総武快速線内の列車番号に3000を足したものである(末尾の英字はFのまま)。 また、直通区間の表記は、全列車が千葉駅経由なので、総武本線と外房線を除き「千葉駅 - 各線の起点駅 – 最長直通駅」の順とする。 113系・E217系・E235系共に「横須賀線-総武線」の前面行き先表示はそのままである。(E235系は総武快速線内の表示を引き継ぐ) 総武本線(直通区間:千葉駅 - 成東駅) 佐倉駅までは東千葉駅以外の各駅に停車、その区間は成田線・鹿島線直通列車が加わる。2022年3月改正までは平日の朝夕ラッシュ時間帯に後述の通勤快速が運行されており、快速の停車駅に加えて物井駅を通過していた。朝には佐倉駅での折り返し列車も運行されているが、佐倉駅以東は成東駅発着の朝の上り1本と夜の1往復のみである。このうち、朝の上り成東発は「快速」として11両編成で運行され、成東駅 - 佐倉駅間では八街駅のみに停車する。夜の1往復は成東行きは佐倉駅まで、成東発は佐倉駅から「快速」であるが、佐倉駅で成田空港発着の11両編成と連結・切り離しを行い、佐倉駅 - 成東駅間は付属4両編成で各駅に停車する「普通」列車として運行される。また、1999年12月4日のダイヤ改正までは付属4両編成での八街駅までの乗り入れで、朝の上りも付属4両編成で運転されていた。 佐倉駅発着の列車のうち佐倉発は、朝のみで平日は4本、土休日が3本で久里浜・逗子・品川(平日のみ)行き、佐倉行きは平日6本(朝2本・夜4本)土休日5本(朝1本・夕4本)で、久里浜・横須賀・逗子(平日のみ)・大船・東京発(横須賀・大船発は土休日のみ)である。 成東駅発着は、成東発が久里浜・大船(平日朝のみ)・東京(土休日朝のみ)行き、成東行きが逗子発である。 成田線(直通区間:千葉駅 - 佐倉駅 - 成田空港駅) 佐倉駅までは総武本線を経由し、東千葉駅以外の各駅に停車、1時間に1本以上(25往復)が成田駅から空港支線に入り成田空港駅まで運行されている。朝夕ラッシュ時に成田駅発着の列車も運行されている。 成田空港駅発着列車は1991年(平成3年)3月改正より運行されており、成田空港発の列車には2002年11月30日まで、成田空港行きの列車には2018年3月16日まで「エアポート成田」(詳細は後述)という愛称がついていたが、停車駅はほかの快速と同じであった。なお、2022年3月11日まで運行されていた通勤快速のうち朝の1本のみ成田空港発であった。 成田空港駅発着列車は、成田空港発が久里浜・横須賀(平日のみ)・逗子・大船・東京行き、成田空港行きが久里浜・横須賀・逗子・大船(土休日のみ)・東京・津田沼発である。なお、夜の1往復は成東駅発着、夜下り1本は鹿島神宮行きの付属編成を連結、いずれも佐倉駅で連結・切り離しを行う。 成田駅発着は2往復あり、朝の成田発は平日が逗子行き・大船行き、土休日が逗子行き・東京行きで、夕方の成田行きはそれぞれ平日・土休日に関わらず東京発・久里浜発である。なお、いずれも快速である。 鹿島線(直通区間:千葉駅 - 香取駅 - 鹿島神宮駅) 千葉駅 - 佐倉駅 - 成田駅 - 香取駅経由で運行され、朝上り1本、夜下り1本設定されている。千葉駅 - 佐倉駅間は「快速」として15両編成で運行、佐倉駅で11両編成の増・解結を行い、佐倉駅 - 鹿島神宮駅間は付属4両編成で「普通」として運行されている。2004年(平成16年)10月16日の改正で下り列車のみの設定となっていたが、2015年3月14日改正で上り列車が再度設定された。 鹿島神宮駅発着列車は、鹿島神宮発が平日は東京行き、土休日は大船行き、鹿島神宮行きが平日は久里浜発、土休日は東京発である。 外房線(直通区間:千葉駅 - 上総一ノ宮駅) 上総一ノ宮駅発着列車が朝夕を中心に10往復が運行される。千葉駅 - 大網駅間は各駅に停車、大網駅 - 上総一ノ宮駅間では茂原駅のみに停車する。以前は勝浦駅(1998年12月6日まで)・大原駅(2004年10月15日まで)発着の列車も設定されていた(「房総夏ダイヤ」実施時の安房鴨川駅発着の快速「白い砂」については後述を参照)。 上総一ノ宮駅発着列車は、上総一ノ宮発は久里浜・逗子(土休日のみ)・大船・東京行き、上総一ノ宮行きは久里浜・横須賀・逗子・大船(平日のみ)・東京・津田沼発である。 内房線(直通区間:千葉駅 - 蘇我駅 - 君津駅) 蘇我駅までは外房線経由で、本千葉駅・蘇我駅の順に停車する。蘇我駅から先の内房線内は巌根駅以外の各駅に停車する。成田線に次いで直通運転が多く、一部時間帯をのぞき1時間に1本程度(20往復)運行され、朝に木更津発がある他は君津駅発着である。2007年3月16日までは姉ケ崎駅発着の列車も設定されていた。 2015年3月14日改正から後述の特別快速が運転されていたが、2017年3月4日改正で廃止された(「房総夏ダイヤ」実施時の館山駅発着の快速「青い海」については後述を参照)。 君津駅発着列車は、君津発が久里浜・逗子・大船・東京行き、君津行きは久里浜・横須賀・逗子・大船(平日のみ)・東京発である。また、朝の木更津発は逗子行きである。
※この「千葉駅以東・以南の発着列車」の解説は、「横須賀・総武快速線」の解説の一部です。
「千葉駅以東・以南の発着列車」を含む「横須賀・総武快速線」の記事については、「横須賀・総武快速線」の概要を参照ください。
- 千葉駅以東・以南の発着列車のページへのリンク