十科分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 03:07 UTC 版)
また、慧皎は本書を撰するに当たって、新たに十科の分類を立てた。すなわち、 訳経 - 仏典翻訳 義解 - 教理解釈 神異 - 超能力 習禅 - 瞑想 明律 - 戒律研究 亡身 - 自傷供養即身仏 誦経 - 経典暗唱 興福 - 社会福祉 経師 - 宗教音楽 唱導 - 教化説法 である。この十科分類は、その名称には変遷が見られるが、その後の道宣の『続高僧伝』、賛寧の『宋高僧伝』等の高僧伝類に受け継がれることとなる。また、十科分類とは言っても、後代の場合とは異なり、この時代では、その大半は「訳経」と「義解」に分類される僧たちによって占められていた。
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十科分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/05 18:00 UTC 版)
体裁は中国の『高僧伝』にならい、十科分類をしている。 法本 浄慧 浄禅 感進 浄律 壇興 浄忍 遠遊 読誦 願雑 特色としては、「法本」の一科をたて、日本に初めて仏法を伝えた人々の伝記を収めている。「願雑」は『元亨釈書』にも存在するが、そのなかに楽邦篇を設け、浄土往生を願った人々の伝記を収録している。「願雑」には神仙篇があり、これは『元亨釈書』にも存在する項目であるが、多くの神々の列伝をあげているのは、神仏習合の日本の文化によるものと見られる。日本の僧伝中、最多の伝記を集めているが、浄土真宗・日蓮宗を省いている。
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十科分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/12 02:13 UTC 版)
体裁は『高僧伝』にならい、十科分類をしているが、その篇名には異同が見られる。 訳経 義解 習禅 明律 護法 感通 遺身 読誦 興福 雑科声徳 道宣は、南山律宗の開祖でもあり、『広弘明集』や『集古今仏道論衡』、『大唐内典録』など、数々の中国仏教史上の重要な著作を残した僧である。本書も、当該時期の仏教や僧侶に関する状況を知る上での基本的文献である。
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十科分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/12 02:14 UTC 版)
体裁は「続高僧伝」にならい、全く同様の十科分類をしている。 訳経 義解 習禅 明律 護法 感通 遺身 読誦 興福 雑科声徳
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