十神帝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2009/04/23 09:01 UTC 版)
古の時代、跳梁跋扈していた数多の魔物を討ち、各神帝領国の守護神となった十の神々。 ナセル(ナセリヤロージュ) 十神帝の一柱にして、導神。 神帝剣は『クラウンロッド』。神獣は『星を導く栗鼠』エルシュドー。 かつて、リーヴァイスにその身を滅ぼされた神帝。魂の欠片をクラウンロッドに封じており、星(スヴィーラ)の力を覚醒させたセフィオに行くべき道を示した後冥界へと下っていった。 リーヴァイス(リヴァイスフェイン) 十神帝の一柱にして、軍神。エスウェンガルドの建国守護神帝。 神帝剣は『ルーンフェイト』。神獣は『運命を喰らう狼』ザナドゥ。 その強大な神力によって最も早く十神帝に選ばれた神族であり、最強の神帝。あまりに冷酷で傲慢なため周囲から疎まれるが、自分を恐れない神妃サフィアだけは深く愛している。 サフィアとの間に禁忌の半神をもうけたため、他の神帝からは邪神と見なされている。 メルヴィル 十神帝の一柱にして、医神。 神帝剣は『ホーリアーク』。 肉体が滅ぼされた時、ユツキの母方の先祖に体を間借りさせてもらって以来ユツキの血筋の者の体を借りている。妖艶で姉御肌。ユツキには優しいが、気に食わない相手に対しては情け容赦なく鉄拳と蹴りをお見舞いするなど、結構凶暴。 アルマ(アルマスファディト) 十神帝の一柱にして、葬祭神。アルマスブルクの建国守護神帝。 神帝剣は『シュラウドミスト』。神獣は『雲を呑む蛇』ディアリグ。 やたら怒りっぽい男神で、特に恋人のハスファルのこととなると手がつけられなくなるほど激昂する。ハスファルを唯一「ハーファ」と呼ぶ神帝で、彼女がリーヴァイスによって片目を失った時に自分の目を移し変えて隻眼となる。 ハスファル 十神帝の一柱にして、法神。ヴァンデミアスの建国守護神帝。 神帝剣は『オーダーエッヂ』。 穏やかな気性の女神だが、道理に合わないことや曲がったことを許せない性格。神帝アルマとは、人間で言うところの「誓いをたてた仲」であり恋人同士というより夫婦に近い。 ユンフィ 十神帝の一柱にして、調停神。セレティスフィルドの建国守護神帝。 神帝剣は『エターナルカーム』。 かつて、リーヴァイスが禁忌の半神の子供をもうけたことを知り、その身を犠牲にして彼をザナドゥ共々封印した神帝。星(スヴィーラ)の力は、彼女の封印操作の力に由来する。 ウォルト(ウォルティアウィード) 十神帝の一柱にして、知神。テュエルポリスの建国守護神帝。 神帝剣は『ジェネシスソウル』。 テュリアークの父親で、セイラの夫。リーヴァイスに負わされた手傷によって現在は冥界の客。セイラ以外はおよそ眼中になく、彼女が関わることでなければ「万年無気力」とメルヴィルに揶揄されるほど。 セイラ(セイラスアーウェ) 十神帝の一柱にして、愛神。トリエスタントの建国守護神帝。 神帝剣は『クオーツレイン』。 テュリアークの母親で、ウォルトの妻。目の色を除けばテュリアークと瓜二つ。リーヴァイスの最大の理解者であり、彼の真名を知るただ一人の神帝。 ラザック 十神帝の一柱にして、工芸神。オーリンラントの建国守護神帝。 神帝剣は『フレイムセラフ』。 かつて、リーヴァイスにその身を滅ぼされた神帝。物を作るのが趣味だったようだが、その殆どはがらくたで占められている。 イリヤ 十神帝の一柱にして、豊穣神。ハインフェルトの建国守護神帝。 かつて、リーヴァイスにその身を滅ぼされた神帝。他人の迷惑を顧みず奇怪な植物を植えまくる悪癖の持ち主。
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