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北野充

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/22 03:56 UTC 版)

2018年11月

北野 充(きたの みつる、1957年11月5日[1] - )は、日本外交官外務省軍縮不拡散・科学部長、在ウィーン国際機関日本政府代表部特命全権大使を経て、駐アイルランド特命全権大使。

人物・経歴

東京都出身。東京教育大学附属駒場高等学校を経て、1980年東京大学文学部卒業、外務省入省。1981年外交官補、フランス在外上級研修員。大臣官房電信課、アジア局南東アジア第二課で勤務ののち、1986年北米局安全保障課長補佐。1989年経済協力局無償資金協力課課長補佐。1991年在中華人民共和国日本国大使館一等書記官。1993年在ジュネーブ国際機関日本政府代表部一等書記官。1995年内閣法制局参事官。1998年総合外交政策局科学原子力課長。2000年経済協力局有償資金協力課長。2002年在ベトナム日本国大使館公使[2]、2005年在アメリカ合衆国日本国大使館公使(広報文化担当)[3]、2008年大臣官房審議官兼アジア局南部アジア部、2011年総括担当審議官を経て、2012年軍縮不拡散・科学部長。2014年在ウィーン国際機関日本政府代表部特命全権大使[4]。2018年には河野太郎外務大臣天野之弥国際原子力機関(IAEA)事務局長の同席で「東京2020年オリンピックパラリンピック競技大会の機会における核セキュリティ措置の実施支援分野における日IAEA間の実施取決め」の署名式を行った[5]。2019年駐アイルランド特命全権大使[6][7]。2022年依願免職[8]。2023年自治体国際化協会参与[9]

著作

  • 『ビジネスパーソンのためのツイッター時代の個人「発信」力』Discover 21、2010年
  • 『核拡散防止の比較政治 核保有に至った国、断念した国』ミネルヴァ書房、2016年
  • 『アイルランド現代史-独立と紛争、そしてリベラルな富裕国へ』中央公論新社中公新書〉、2022年9月
編著
  • 『パブリック・ディプロマシー 「世論の時代」の外交戦略』金子将史共編、PHP研究所、2007年
  • 『パブリック・ディプロマシー戦略 イメージを競う国家間ゲームにいかに勝利するか』金子将史共編、PHP研究所、2014年

同期入省

脚注

外部リンク

先代
宮川眞喜雄
外務省軍縮不拡散・科学部長
2012年-2014年
次代
引原毅



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