勝手塚古墳とは? わかりやすく解説

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勝手社

(勝手塚古墳 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/21 10:07 UTC 版)

勝手社

勝手社本殿
(2021年(令和3年)1月)
所在地 愛知県名古屋市守山区上志段味字中屋敷1463番地
位置 北緯35度15分10.69秒 東経137度02分10.32秒 / 北緯35.2529694度 東経137.0362000度 / 35.2529694; 137.0362000 (勝手社)座標: 北緯35度15分10.69秒 東経137度02分10.32秒 / 北緯35.2529694度 東経137.0362000度 / 35.2529694; 137.0362000 (勝手社)
主祭神 天忍穂耳尊天照大神日本武尊大山祇神
創建 南北朝時代
例祭 10月15日
地図
勝手社
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勝手社(かってしゃ)は愛知県名古屋市守山区にある神社。社殿は古墳の墳頂に置かれている。

沿革

張州府志によると、南北朝時代の頃、この地に移り住んだ南朝遺民が芳野神社に請うて勝手明神を勧請したとされ、同じ頃に水野又太郎良春が吉野山の勝手明神を勧請したとの言い伝えもある。また、明治42年(1909年)に近在の八剱大明神から天照大神日本武尊を、山之神社から大山祇神を合祀している。

勝手塚古墳

勝手塚古墳
所在地 愛知県名古屋市守山区上志段味
形状 前方後円墳(帆立貝式)
規模 墳長 53m、前方部長さ14m、幅21m、高さ2.3m、後円部径39m、高さ6.5m
出土品 円筒埴輪、須恵器
築造時期 5〜6世紀
史跡 国の史跡「勝手塚古墳」
(「志段味古墳群」に包含)
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勝手塚古墳(かってづかこふん)は愛知県名古屋市守山区上志段味(かみしだみ)地区に点在する志段味古墳群のひとつ。

前方部が小さい帆立貝式前方後円墳で、全長53メートル、後円部は直径39メートル、高さ6.5メートル、前方部は長さ14メートル、幅21メートル、高さ2.3メートル。 後円部は墳頂に勝手社が置かれているが、現在も一部に痕跡が見られる事から2段築造であったと考えられている。内部主体は不明。周辺を整備した際に円筒埴輪須恵器片が出土しており、従来は5世紀の築造と考えられていたが、最近では6世紀との説も出されている。2008年平成20年)に名古屋市教育委員会が行なった調査で、墳丘を囲む円筒埴輪列の一部が残存している事が確認された。

かつては周濠が二重に巡らされていたと伝わるが、現存するのは西から北にかけての内濠の一部とそれを囲む周堤のみ。

2014年(平成26年)10月6日付で国の史跡「志段味古墳群」として追加指定[1]

出典

  1. ^ 「史跡志段味古墳群保存管理計画」、名古屋市教育委員会、2015 P.139

関連項目

外部リンク


勝手塚古墳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/15 02:16 UTC 版)

勝手社」の記事における「勝手塚古墳」の解説

勝手塚古墳(かってづかこふん)は上志段味(かみしだみ)地区点在する志段味古墳群のひとつ。 前方部小さ帆立貝前方後円墳で、全長53メートル後円部直径39メートル、高さ6.5メートル前方部長さ14メートル、幅21メートル、高さ2.3メートル後円部は墳頂に勝手社置かれているが、現在も一部痕跡見られる事から2段築造であった考えられている。内部主体不明周辺整備した際に円筒埴輪須恵器片が出土しており、従来5世紀築造考えられていたが、最近では6世紀との説も出されている。2008年名古屋市教育委員会が行なった調査で、墳丘を囲む円筒埴輪列の一部残存している事が確認された。 かつては周濠二重巡らされていたと伝わるが、現存するのは西から北にかけての内濠一部とそれを囲む周堤のみ。 2014年平成26年10月6日付で国の史跡志段味古墳群」として追加指定

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「勝手塚古墳」を含む「勝手社」の記事については、「勝手社」の概要を参照ください。

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