制作概要
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「遠い海から来たCOO」の記事における「制作概要」の解説
1991年初冬 :制作がスタート。製作会社(東映動画)と各監督(今沢、大倉、山本)が決定。 恵比寿にある景山民夫の事務所で、景山と今沢との初打ち合わせ。制作が了承されると共に、景山が持つ膨大な銃器類の資料等の協力を受ける。 1992年1月:今沢、大倉、山本、田宮はロケハンのため、フィジー諸島、タヒチへと赴く。 春:シナリオが岡本喜八によって決定。以後、今沢は絵コンテ作業に一人没頭する(絵コンテ総数500枚以上)。 6月:キャラクター設定の打ち合わせ。キャシーの設定が決まらず、一同憤慨する。 7月:行き詰まった末の仕切り直しも兼ねて、神奈川県三浦市のヨットハーバーであるマリンパークへ出かける。その時見かけたヨットやイルカが良い影響を与えた結果、以後のキャラクター設定、美術設定は無事進行する。また、同時期に作画(原画)がスタートする。 11月:音楽と劇中音楽の打ち合わせ。 12月:物語終盤の絵コンテについての打ち合わせの末、全ての絵コンテが仕上がる。 1993年1月:メインテーマに携わるニック・ウッドと打ち合わせ。 2月:洋助役のオーディションを行うが、集まった20名の小中学生の中からは選ぶ事が出来ず失敗。 5月:アフレコ2ヶ月前で声優が決定せず、制作陣は非常に焦る。 6月:期限ぎりぎりで、何とか役者が決定(小畑洋助:山崎裕太、キャシー:山口智子)。 8月:アフレコ開始。声優初心者の山崎裕太と山口智子は、2週間前からリハーサルに取り組む。 9月:主題歌が松任谷由実の「ずっとそばに」で決定。 10月:発案から約2年をかけ、ついに初号が完成する。
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