利用増への取り組み
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 23:55 UTC 版)
福島県内主要都市、栃木県北の那須塩原地区、日光・鬼怒川地区、茨城県北地区からは1名から利用可能な事前予約制の低価格の乗り合いタクシーが準備され、立地の悪さをカバーする努力がなされている。 栃木県には空港が無く、福島空港は福島県南部に位置するので栃木県民に利用促進を働きかけている、なお、宇都宮市などは福島空港よりも便数が多い東京国際空港や成田国際空港を利用する市民が多い。栃木県のFM放送レディオベリー等でも広告が流れる。 2,300台の駐車場が無料であり、自家用自動車客でも駐車料金を気にすることなく長期の旅行・出張等ができることをアピールしている(ただし、駐車場案内看板によると1週間以上の長期駐車は要相談としている。)。 空港に隣接する形で福島空港公園があり、公園・緑地スペース・日本庭園・展望台・運動場・イベントスペース等が整備されている。積雪時以外は通年で様々な祭事や体験学習・展示・サッカー大会等を行っており、空港の認知度を上げる働きかけを行っている。 2008年2月7日、関西国際空港と航空貨物に関する共同ビジョンを発表。福島空港を「東北・北関東圏での国際貨物ハブ空港」と位置付け、東北や北関東からの荷物を福島空港へ集約し、関西国際空港と連携して利用促進を促す(しかし、2009年1月における日本航空の撤退に伴い関西国際空港の定期便が廃止となる)。 福島県は、定期便の増加やチャーター便の誘致を推進するため、2009年4月より、航空機の着陸料を国内線が1/4、国際線が1/15と減額した。 日本航空グループの撤退を受け、全日本空輸に那覇空港便の開設を働きかけるなど、路線再構築に向けて動き出している。 小型ジェット機用のボーディング・ブリッジが新たに整備され、2010年4月6日から利用されている。小型機用のボーディング・ブリッジが整備されたのは、国内の空港で初めて。
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