刑務所職員
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 02:22 UTC 版)
ジョナサン・クレメンス(Jonathan Clemens) 演 - チャールズ・ダンス 刑務所付の医師。過去に医療ミスで患者を死亡させたことがある元囚人だが、本来は誠実な性格。生還したリプリーに、ニュートとヒックスは死亡しビショップは機能停止のためゴミ捨て場に捨てられたことを伝える。その後もリプリーに刑務所に関することを教えていく内に親しくなり、彼女を快く思わないアンドリュースに反発もしてその仲は深まるが、中盤、医務室でリプリーに注射を打った直後、突如現れたエイリアンに襲撃され、第二の顎で頭部を貫かれて死亡。死体もエイリアンによって持ち去られた。 ハロルド・アンドリュース(Harold Andrews) 演 - ブライアン・グローヴァー 刑務所長。常に黒のゴムボールを持っている。刑務所の秩序を第一に考える事なかれ主義的な人物であり、その秩序が乱れるという理由で初対面であるにも関わらず生存者である女性のリプリーを快く思っていない。またリプリーと仲を深めるクレメンスをも疎ましく思い、彼の過去を脅しの理由に使いリプリーの素性を聞きだそうとするなど傲慢な性格をしている。ボッグスらがエイリアンに殺されゴリックがその殺人容疑にかけられた際、事情を聞いたリプリーからエイリアンのことを話されたが全く信じようとせず逆に彼女を異常者扱いして医務室へ監禁した。中盤、アーロンと共にマーフィーとボッグスらの死亡の件について囚人達に説明している最中、上記の通りクレメンスがエイリアンに殺され、その事を知らせに現れたリプリーを医務室へ送り返すようアーロンに命じた直後、天井から現れたエイリアンに捕えられ、一同の目の前で惨殺されるという無残な最期を遂げた。 フランシス・アーロン(Francis Aaron) 演 - ラルフ・ブラウン 刑務所の副官。地球に妻子がいる。所長のアンドリュースに従順で尊敬もしているが、彼ほどリプリーを悪く思ってはいない。アンドリュースが死んだ際、唯一その死を悔やんでいた。囚人達から「85」と呼ばれているが、これは彼の知能指数であり、揶揄の意味で用いられているためその呼び方を嫌っている。所長の死亡後はリプリーたちとも協力して事にあたり、リプリーへのチェストバスター寄生が発覚した際にはいたく同情していた。しかし救援要請を送る段になると、リプリーの「ウェイランド・ユタニ社はエイリアンを捕獲するために生存者を使い捨てる、拡大を防ぐためにも救援要請は送れない」という主張を信じず、妻子のいる地球へ帰るためと事態を報告してしまう。そのためリプリーと囚人達の自分達を餌にエイリアンを誘い出す作戦にも彼だけは参加せず、会社の救援が来るのを待つべきと信じて一人待機した。終盤、マイケル・ビショップ率いる会社の救助隊が来ると、生存者のいる溶鉱炉へ案内するが、隊が生存者のモースに発砲してまでリプリーを確保しようとしたことで、リプリーの主張が正しかったことをようやく悟り、激怒してビショップをレンチで殴打するも、会社のコマンド隊員に射殺された。
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