出版関連エピソード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/04/28 04:14 UTC 版)
「みーたん (漫画)」の記事における「出版関連エピソード」の解説
既刊単行本全巻通してのエピソード この作品の単行本では通常は収録の際に削除される煽りや余白広告をそのまま収録しており、またページ数表記も雑誌掲載時そのままのものが記載されており、各話最初のページが全て300ページ以上になっている。 単行本におけるエピソード 第1巻 タイトル表記を『GIRL FRIENDS』の森永みるく、カバー表イラストを『委員長お手をどうぞ』の山名沢湖、カバー裏イラストを『ぎゃるかん』『こぎゃるかん』の倉上淳士、表表紙イラストを『妄想少女オタク系』の紺條夏生、裏表紙イラストを『アリーナ!』のミキマキが担当したがそれぞれ適当な落書き風の異様な体裁となっている。本誌広告や帯書きなどには「夢のコラボ実現!」とうたわれている。これについて本誌2006年3月号の単行本広告(ペンで殴り書きした様な体裁のもの)では、「友美イチロウが面倒くさがったので、頼んで描いてもらった」旨が述べられている。第1巻にはこれら漫画家によるコメントも収録されている。『みーたんの本』によればこうした装丁となることは著者には予め通知されず、とらのあなのホームページで知ったという。また同巻には、2006年5月号に掲載された“作画:みーたん”の漫画『みーたん様がみてる』も収録されている。加えて単行本第1巻では通常カバーと分離される帯がカバーそのものの模様となっており、裏面には通常「『コミックハイ』(毎号22日発売)にて大好評連載中!!」と記載されるコメントも「~大不評連載中!!」とされている。同巻は2007年3月25日付朝日新聞(日曜版)「コミックガイド」にて紹介された。 第2巻 カバー表紙は『こどものじかん』の私屋カヲルが担当した。本誌2008年4月号の同巻広告によると、これは私屋が公式ブログ2007年3月4日付にて本作前巻の企画に参加したかった旨を記載したことを受けてのものという。今回は『こどものじかん』単行本第1巻を模した構図になり、タイトルの書体も同作品とそっくりの紛らわしい装丁になっておりこの点について『コミックハイ!』本誌広告でも注意書きが為されている。なおカバー裏表紙は友美自身によるイラストだが、位置を上にずらしてキャラクターの顔がISBN表記などによって隠される配置となっている。また通常は『コミックハイ!』作品単行本帯書きに表記される本誌広告は帯そのものには無く、カバーを外すことにより現われる仕組みになっている。 『みーたんの本』 著者の友美によるこの漫画のセルフパロディ同人誌。R-15指定(15歳未満閲覧制限)で、全38ページ。2007年夏のコミックマーケットにて出品される予定であったが、実際には同年冬(「最々終回」が宣言された本誌発売の10日後に開催された即売会)に出品された。著者代理的立場の新人に対し作品執筆における裏話的内容をみーたんが毒舌で語る内容などがあり、付録として単行本第1巻用差し替えカバーが収録されている。
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