内宮線・中山線とは? わかりやすく解説

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内宮線・中山線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 02:58 UTC 版)

宮川電気」の記事における「内宮線・中山線」の解説

1903年11月宮川電気では外宮内宮間の連絡目指し宇治山田市浦田町までの路線延長出願し同年12月15日付で、宇治山田市岩淵町前田から浦田町宇治地区)までの2.82マイル(4.54キロメートル)と浜郷村大字神田久志本から大字黒瀬までの0.38マイル(0.61キロメートル)の2区間について軌道敷特許追加取得した。この路線は、既設二見線前田停留場から分岐し中山停留場経て宇治停留場へと至る路線と、中山停留場二見線二軒茶屋停留場連絡する路線からなる3年後1906年明治39年10月16日開業至った。なお前田 - 宇治間は複線建設されている。 1907年度から1909年度にかけて、三重県事業として外宮内宮間の新道御幸道路整備された。伊勢電気鉄道では1907年明治40年11月12日宇治山田市豊川町山田地区)から浜郷村大字神田久志本までの0.83マイル(1.34キロメートル)について敷設特許取得する。これは御幸道路上の軌道として1909年明治42年4月着工同年10月1日既設線の南側を通る本町 - 外宮前 - 前田間路線として開業した前述通り、この区間開業既設本町 - 前田間は上り線新線下り線という使い分けなされた内宮側の宇治停留場は、猿田彦神社東側、旧伊勢街道御幸道路交差点おはらい町入口にあたる場所に位置した宇治延伸3年後1912年大正元年9月24日伊勢電気鉄道では宇治山田市浦田町から今在家町までの敷設特許取得する。同区間1914年大正3年11月14日宇治停留場から内宮停留場までの延伸として完成をみた。この内宮前延伸と、御幸道路開通に伴う内宮前までの自動車乗り入れにより、おはらい町では参宮客の減少という影響表れたこのため1922年以降昭和初期にかけて路線浦田町止まりに戻す短縮運動起きている。 ここまで述べた路線のうち、山田駅前から外宮前・前経由内宮前に至る路線を「内宮線」、中山 - 二軒茶屋連絡線を「中山線」という。この区間停留場には、山田駅前・外宮前・市役所表・会社裏・警察署前前田倉田山・中山松尾中道部・月読宮宇治・中之切・内宮前があった(中山線には途中停留場し、また外宮前 - 前田間下り線のため前田方面行きのみ停車)。

※この「内宮線・中山線」の解説は、「宮川電気」の解説の一部です。
「内宮線・中山線」を含む「宮川電気」の記事については、「宮川電気」の概要を参照ください。

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