内家拳について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/07 16:52 UTC 版)
王征南の用いた内家拳は、「少林拳を外家とし、これにまさるもの内家拳があるのだ」と言うようにライバル意識が強くある。内家拳の実技には手法三十五・歩法十八が存在し、その二つを組み合わせた「応敵打法」というのも存在する。内家拳の特徴は手技が中心・足技がない・間合いが狭く動き緊密である。太極拳は内家拳が源流といわれているが、内家拳の特徴は現代の南派少林拳の基本的性格と共通しているのがわかる。内家拳は名前から考えられるように対照的な外家拳が存在する。内家拳は太極拳が典型とされ、外家拳は少林拳を典型としている。内家拳は現代では柔派拳法と称されており、以上のことから南派拳術の特性を備えた短打系統の拳法である。
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