作・編曲家としての活動
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フォーライフ・レコードのディレクターに声を掛けて貰ったことがきっかけで、原田真二の「シャドー・ボクサー」で初めて編曲を担当する。 その後、編曲家としての活動も開始し、八神純子、中島みゆきなどの楽曲を手がける。沢田研二の『TOKIO』で第22回日本レコード大賞編曲賞を受賞した。 他アーティストへのサポートの傍ら、ソロアルバムを2枚リリース。 1980年代に入ると、作曲家としての活動を本格的に開始。ソフトクリーム、一世風靡セピアを始め、近藤真彦、シブがき隊、中森明菜、吉川晃司、とんねるず、おニャン子クラブとその関連ユニット、工藤静香などの作・編曲を多く手がけた。特にとんねるずやおニャン子クラブ関連では、作詞家の秋元康と組むことが多かった。また、テレビ番組や企業CMのBGMも多数製作する。 1983年、CBSソニーにアーティスト兼プロデューサーとして迎えられ、ミニアルバム専門のレーベル「FITZBEAT」を立ち上げる。レーベルプロデューサーとして、レベッカや聖飢魔IIなどを世に送り出す。その傍らソロ活動も行い、シンセサイザーを全面に取り入れたアルバム3作をFITZBEATよりリリースする。3作目の『CITY TRICKLES ―街の雫―』は12曲入りであるが、6曲入りミニアルバムを2枚パッケージした変則盤である。またレベッカの4枚目にして初の10曲入りフルアルバム『REBECCA IV 〜Maybe Tomorrow〜』の帯には「FITZBEAT SPECIAL」と書かれていたが、事実上このアルバムを境に、ミニアルバム専門というレーベルコンセプトは崩壊する。 1994年、日本テレビ系「NNNきょうの出来事」テーマ曲「file」を提供。BGMも担当。 2003年、山木秀夫とインストゥルメンタルユニットgym結成。同年、大高清美のアルバム『Frames』のプロデュースを手がける。 2004年8月、CROSSOVER JAPAN'04での共演を機に斉藤ノブ、藤井尚之とインストゥルメンタルグループNon Chords結成。名の由来はコード楽器が無いグループであることから。 2006年5月、klammyと新レーベル「TUTINOK(ツチノコ)」を立ち上げ、同レーベルより彼女とのユニットWAIPでデビュー。 2010年3月、『スッキリ!!』の企画で、スッキリ!!メンバーが歌う「あの頃からのラブレター」を作曲・編曲(作詞は松井五郎)。『胸キュン90's〜ひとりで聴きたい恋の唄〜』にボーナストラックとして収録された。 またTSMやOSMで講師を務めている。当校に通っている学生によるユニット(「team GO.ON」「GO WEST」)のプロデュースも手掛けている。 最近では、2019年11月にデビューした『B Pressure』でサウンドプロデューサーを務めている。
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