企業の総務部署とは? わかりやすく解説

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企業の総務部署

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 04:56 UTC 版)

総務部」の記事における「企業の総務部署」の解説

企業や団体等の組織において、経営企画や、株主総会取締役会運営為の事務局業務官公署への行政手続許認可申請)、オフィスのレイアウト計画ファシリティマネジメント)、社内情報通信網の整備など、組織全体に関する事務を扱う部署の事。職務としての総務については総務職務)を参照民間企業において総務担当する部署総務部等と呼ばれる中規模以下の企業では経理部門も併せ持ち総務部中に経理課置かれているケースもある。人事についても同様であり、総務部人事課存在したり、総務課人事担当している場合もある。 かつて総務部日本企業の独特の事業部門であり、諸外国企業では無いと思われていた、例えば、米国企業では総務部基本的に存在せず日本一般的に総務部業務といわれている仕事も、業務別に最も関連性が深い部署所属しているのが一般的日本経済新聞社ゼミナール経営管理入門」3ページ参照)とされていた。しかし、それは誤りであり、英連邦諸国米国法人にも法人書記役 (secretary) や最高総務責任者 (chief administrative officer) 等の役員および役員補佐する総務部署設置される 1990年から今日に至るまでの30年間をかけて、グローバル企業において、総務ファシリティマネジメント専門性重視されるようになり、Apple社グーグル社のように、従業員の働く「場」や従業員働きやすさ工夫する企業増えている。そういった企業では、総務専門職であり、総務最高責任者最高知識責任者 (chief knowledge officer) を置いている事もある。 米国法人英連邦諸国香港会社には、日本一般に法人総務部管掌するとされる法人登記に関する事務法人社員名簿又は株主名簿管理法人社員総会又は株主総会並びに理事会又は取締役会の手続き議事録への記録および保管招集に関する事務議案資料交付等の事務法人の公式文書の保管および管理法人印シール)の保管などについて責任を負う法人書記役 (secretary) や最高総務責任者 (chief administrative officer) 等の役員および役員補佐する部署設置されるので、この部署総務部にあたる職務を行う。また、ジェネラリスト、ジェネラル・スタッフ、という役職で、総務的な仕事をする役職もある。 日本国内資格制度では、行政書士総務省自治行政局所管)があり、企業総務部からの外部委託や、一般からの会社設立や、遺産分割協議書などの書類作成相談業務として扱っている。

※この「企業の総務部署」の解説は、「総務部」の解説の一部です。
「企業の総務部署」を含む「総務部」の記事については、「総務部」の概要を参照ください。

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