他監督作品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/27 08:27 UTC 版)
「網走番外地 (東映)」の記事における「他監督作品」の解説
新 網走番外地 (1968年12月) 新網走番外地 流人岬の血斗 (1969年8月) 新網走番外地 さいはての流れ者 (1969年12月) 新網走番外地 大森林の決斗 (1970年8月) 新網走番外地 吹雪のはぐれ狼 (1970年12月) 新網走番外地 嵐呼ぶ知床岬 (1971年8月) 新網走番外地 吹雪の大脱走 (1971年12月) 新網走番外地 嵐呼ぶダンプ仁義 (1972年8月) シリーズはこの後も続く予定があり、1973年4月後半公開を目指して新作が準備されていた。しかし1971年に東映社長に就任した岡田茂が、就任早々「お金にならないものは切る」と宣言。ギャラの高い割に率が悪い高倉と鶴田浩二を問題視し、菅原文太や梅宮辰夫、千葉真一、松方弘樹、渡瀬恒彦、安藤昇、梶芽衣子、池玲子、杉本美樹、谷隼人、中村英子ら、次世代スターをフル回転させ、新路線開拓を狙う1973年東映ラインアップを組んだため、本シリーズを終了させた。高倉らを囲っていた俊藤浩滋プロデューサーがこれに激怒し、岡田と揉めて東映のお家騒動が起こった。結局一応の和解が成され、岡田と俊藤の手打ち式による高倉の東映戦列復帰第一作として、やはり高倉にふさわしい「番外地シリーズ」で行こうと、1973年春に1973年夏のお盆映画として高倉・石井輝男コンビ復活による『海軍横須賀刑務所』が制作発表されたものの、しかし実際は1973年の『仁義なき戦い』を嚆矢とする実録路線抬頭の煽りを受け、高倉・石井輝男コンビは『現代任侠史』に移り、『海軍横須賀刑務所』は、勝新太郎主演・山下耕作監督で製作された。
※この「他監督作品」の解説は、「網走番外地 (東映)」の解説の一部です。
「他監督作品」を含む「網走番外地 (東映)」の記事については、「網走番外地 (東映)」の概要を参照ください。
- 他監督作品のページへのリンク