他疾患への適用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 18:03 UTC 版)
標準治療に抵抗性の中等症・重症アトピー性皮膚炎6例に対してトファシチニブを投与したところ、全例で炎症を有する皮膚の面積が減少し、同時に紅斑・浮腫・苔癬化・擦過傷の軽減が見られた。またSCORAD(Scoring Atopic Dermatitis)スコアは8~29週の治療後に66.6%減少した(36.5から12.2へ)。 潰瘍性大腸炎に対する開発第3相試験のひとつ、OCTAVE Sustain 試験においてえ、52週の時点における寛解率は、トファシチニブ5mg群 34.3%, 10mg群 40.6%に対し,プラセボ群 11.1%であり、トファシチニブは有意に有効であった(プラセボ群との比較でいずれも P<0.001)。
※この「他疾患への適用」の解説は、「トファシチニブ」の解説の一部です。
「他疾患への適用」を含む「トファシチニブ」の記事については、「トファシチニブ」の概要を参照ください。
- 他疾患への適用のページへのリンク