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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 04:24 UTC 版)
手塚治虫の代表作・『ブラック・ジャック』にて、主人公のブラック・ジャック(以下「BJ」)の大好物であり、作中で「ボンカレーはどうつくってもうまいのだ」と述べている。 アニメ版では、スポンサーへの配慮でカットされている。 ドラマ版では、「BJ自身が料理ができない」という設定自体がカットされている。 外伝作・『ヤング ブラック・ジャック』では、上記のセリフを掘り下げたエピソードが描かれている。また、2018年1月には朝日新聞デジタルにて、連載開始45周年を記念した同作とのコラボレーションがPRサイトが公開されている。 アニメ版『アタックNo.1』(フジテレビ)では、大塚グループがスポンサーを務めた縁でボンカレーが登場しており、NHK-BS2での再放送以外では台詞としてそのまま残されている。 大塚食品はかつて『火曜ワイドスペシャル』(フジテレビ)の提供スポンサーをしていたが、同枠で放送された『ドリフ大爆笑』でのコント(棺桶コント)において、ボンカレーをレトルトパックから中身を出して入れた)が原因で、スポンサーから降板した。 2007年に『探偵!ナイトスクープ』(朝日放送)において、「37年間一度も開封されなかったボンカレー」という代物が登場した。徳島県にある大塚食品の研究所に持ち込まれ、サンプル採取も行っている。大塚食品曰く「恐らく、世界に現存する最古にして唯一のボンカレー」であったという。この依頼の探偵であったカンニング竹山が「漢方薬のような臭いだ」と言っていた為に安全性を考慮し、試食は行われなかったものの、後に行った検査では一切の雑菌類が発見されなかったことから、ボンカレーのレトルトパッケージは40年近くも条件次第では無菌状態を保てることが証明された。のちにこの発見は、『世界一受けたい授業』(日本テレビ)においても紹介されている。 『パチンコ必勝ガイド』(白夜書房)誌上において「ボンカレー打法」と銘打った攻略法が掲載されたことがある。3分間パチンコ台を休ませてから再び打ち始めるといった、いわゆるオカルト攻略法(機械の仕様上効果はないが、特定の方法で大当たりを促進できるという思い込みや経験則による自己流攻略法の総称)の類であった。「3分待つ=ボンカレー」という繋がりはあるものの、このネーミングに至った理由は不明。 ゲームソフト『メタルギアソリッド ピースウォーカー』(コナミ)では国境無き軍隊(MSF)の研究開発班が開発した回復アイテムとして登場し、名付け親は和平・ミラーで、パリジェンヌへの憧れから付けたとの事。劇中のカセットテープでは、彼が「3分間待つのだぞ」や「じっと我慢の子であった」といった初期のCMで流れた前述のセリフを発言する。 阪神本線の区間特急は前面に三重丸のボンカレーの箱に似たデザインのマークが取り付けられていたことから「ボンカレー」という愛称で呼ぶものもいた。
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