他スケーターとの関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/09 05:40 UTC 版)
●羽生結弦 「2009年全日本選手権で、自分がフラワーボーイとしてリンクサイドから生で演技を見て以来、憧れの存在です」と語っている。2014年全日本選手権では、順位(羽生1位、山本6位)が確定した直後、「やったね、おめでとう」と声をかけられ、笑顔で握手を交わした。2019年には、初めて同じ国際大会(NHK杯)に出場。試合前の公式記者会見で「羽生のどういうところを学びたいか」と問われた山本は、長考の後、「言い出したらきりないんですけど、あの構成で完璧な演技をするのって本当に難しいと思いますし、その裏にすごい努力があるんだと思いますし。僕も全然戦えるという立場ではないですけれど、目標というか憧れとして、少しでも近づけるように頑張りたいと思っています」と述べた。それに対し羽生は、「グランプリシリーズだからこそ感じられるものってたくさんあると思うので、そこで出しきることの大変さとか、どれだけ世界との差があるのかとか感じながら、試合頑張ってください」とエールを送った。 ●エフゲニー・プルシェンコ プルシェンコのバンクーバーオリンピックでの演技について、「4回転を跳ぶ選手が少ない中で成功させていてかっこいいなと思ったし、夢をもらえた。僕もいつかは、と思いました」と語っている。2015年のドリーム・オン・アイスで初対面。黒い瞳(プルシェンコは1999-00シーズン、山本は2020-21シーズンに使用)については、「(プルシェンコの黒い瞳は)迫力があって華やか」「何回も見ています」と述べている。 ●宇野昌磨 2014年ジュニアグランプリファイナル、2015年世界ジュニア選手権で共に表彰台。シニア移行後も中京大学アイスアリーナで「よく一緒に練習」し、2019年10月のフィンランディア杯で、国際大会では約5年ぶりとなるワンツーフィニッシュを飾った。(※その後宇野はスイスへ転居) ●ネイサン・チェン 2015年3月の世界ジュニア選手権では、山本3位、チェン4位。2015年9月のジュニアグランプリシリーズ・コロラドスプリングス大会では、山本3位(4回転トウループ1本成功)、チェン1位(4回転トウループ2本成功)。「レベルの差を感じるようになって、悔しい思いをしました」「(2016年3月の骨折は)疲労が重なって痛めたという感じだったと思います。そのシーズン、ジャンプの練習は相当やっていました」と振り返っている。チェンは2018年のインタビューで、「(ソウタは)すごく印象的な選手だった」「彼とは子どもの頃から何度も一緒にスケートをしてきたし、それを誇りに思っています」と語っている。山本は2019年のインタビューで、「(チェンが)先の方に行っちゃったのは確かです。でも、トップとの距離を感じられるのも、自分がスケーターとして、競う場に戻ってこれたから。怖がらず、攻めていかないといけない立場です」と語っている。 ●髙橋大輔 髙橋大輔が「現役復帰を後押ししたのは、2017年全日本選手権の山田耕新と山本の演技だった」と発言したことについて、山本は「恐れ多いですよ」と述べている。
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