他ジャンルの芸術作品との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 08:09 UTC 版)
「ドローン・メタル」の記事における「他ジャンルの芸術作品との関係」の解説
Sunn O)))のスティーヴン・オマリー(英語版)は、アーティストバンクス・ヴァイオレット(英語版)のインスタレーション作品とコラボレーションを行っている。Tumlirはロバート・ラウシェンバーグをこうした試みの先例としてあげている。しかし、ヴァイオレットは、ドローン・メタルは「音響的な現象であると同時に、生理学的な現象」でもあると指摘し、音楽としてただ美的に経験するものではなく、身体的に経験するものにまでなっているという。そして、これはインスタレーション作品が美的にただ観賞するものではなく、その空間で身体的に経験する芸術作品であることと同じ問題意識になっていると主張する。オマリーはまた、コーマック・マッカーシーとリチャード・セラを高く評価している。 Rhys Chathamが主導する5人組プロジェクトRhys Chatham's Essentialistは、ロバート・ロンゴによる映像作品をバックにライヴを行っている。ジム・ジャームッシュの2009年の映画『リミッツ・オブ・コントロール』では、ドローンメタルバンドの音楽が数多く使用されている。ジャームッシュは、「私はドローンメタルが作り出すような視覚風景が大好きなんです。映画を作るのにいい刺激を与えてくれるんですよね・・・、作品を作ってる時は、私がどんな世界を想像するにしてもインスピレーションを与えてくれるような音楽を聴くことにしてるので。BORISやSunn O)))、アースの音楽は、私の頭の中にある情景を見つけるのに本当に役立ちましたね。」と述べている。
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