五味温泉とは? わかりやすく解説

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五味温泉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/10 02:39 UTC 版)

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五味温泉
五味温泉 外観
温泉情報
所在地 北海道上川郡下川町班渓
交通 名寄駅より名士バス下川バスターミナルで町営バスに乗り換え「五味温泉」下車すぐ
泉質 含二酸化炭素-ナトリウム・マグネシウム・カルシウム-炭酸水素塩泉
泉温(摂氏 14.6 °C
pH 5.8
液性の分類 弱酸性
浸透圧の分類 低張性
宿泊施設数 1
外部リンク 五味温泉公式ホームページ
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五味温泉(ごみおんせん)は北海道上川郡下川町班渓にある温泉である。

泉質

  • 含二酸化炭素 - ナトリウム・マグネシウム・カルシウム - 炭酸水素塩泉(低張性弱酸性冷鉱泉)(旧泉質名:含炭酸 - 重曹泉)
    • 源泉温度 14.6℃(浴用加温)、pH 5.8
    • 湯色は黄褐色、弱炭酸味、微弱金気臭

効能

温泉分析書別表より。遊離二酸化炭素を含み、飲用も可能である。

※注 効能は万人に対してその効果を約束するものではない。

温泉地

右奥が温泉浴槽、左は真湯浴槽

山あいに一軒宿の「五味温泉」があり、ほかに宿泊施設や商店等はない。日帰り入浴も旅館を利用する。宿の温泉設備は、各男女別に内風呂3つ、露天風呂サウナなどを有している。内風呂の1つが温泉浴槽で、あとは水道水の沸かし湯を利用している。源泉温度が低いため、木質系バイオマスボイラーにより浴用加温を行っている。

周辺の見所

歴史

下川駅逓前で飲食店を営んでいた五味勘三郎が、1905年明治38年)に名寄川支流のビバウシナイ(現桑の沢川)上流で狩猟中に冷鉱泉を発見し、1910年(明治43年)ごろに浴場を建設し営業を開始した。温泉名は発見者に由来する。同氏による営業は1928年昭和3年)までは確認できるが、交通が不便であることからその後一時閉鎖された。1946年(昭和21年)より長男が営業を再開したが、ほどなく再度休止している。1951年(昭和26年)頃に、下川鉱山の保養施設として再開されたが、これも1965年(昭和40年)3月には閉鎖となった。その後、町が再開発を行い、1974年(昭和49年)12月15日に「住民保養センター」を新築開業し、翌年より下川市街から温泉へ行く町営バス路線が開設された。以来、「林業従事者休養施設」の併設などにより施設の充実を図り、公社の管理に移して現在に至る。

アクセス

参考文献

  • 下川町『下川町史』1968年。
  • 下川町『下川町史(第2巻)』1980年。
  • 下川町『下川町史(第4巻)』2002年。

関連項目

外部リンク



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