二重被爆者を題材にした番組とは? わかりやすく解説

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二重被爆者を題材にした番組

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 00:57 UTC 版)

英国放送協会」の記事における「二重被爆者を題材にした番組」の解説

ウィキニュース関連記事ありますイギリスBBCテレビ番組が、二重被爆者を「世界一運が悪い男」と紹介 - 在英日本大使館抗議 毎週金曜日放映されている、お笑いクイズ番組QI」の2010年12月17日放映で、広島市長崎市投下され原子爆弾で、二重被爆した被爆者である山口彊2010年1月死去)を「世界一運が悪い男」と紹介したスタジオ内には、山口大きな顔写真原子爆弾投下時に発生したきのこ雲二つ写真挟まれた状態で掲示され司会者二重被爆経緯について語った後に、ゲストタレントが「93歳まで長生きしたなら、それほど不運じゃない」「原爆落ちたその日列車走っているなんて、イギリスじゃ考えられない」(イギリスの鉄道事情触れた後に)「(放射線被爆しても)サンドイッチ大丈夫でした」などと、笑いながら発言をした。 この放送内容について、在英国日本国大使館2011年1月7日に「原爆投下問題を、コメディー番組取り上げるのは極めて不適切で、日本人国民感情無視している」との内容抗議書簡を、番組制作会社BBC送付した番組制作会社からは17日になって配慮欠けていた」などとする返答があり、1月21日ロンドン日本大使館に、番組プロデューサーから謝罪文届けられている。謝罪文17日付で、「我々が(日本人視聴者を)不快にさせてしまい、大変残念だ」「日本人潜在的な敏感さ軽視したのは明らか。お気楽番組で扱うには、不適切日本人見なすのは想像に難くない」としている。また、BBC広報担当者も、この件について釈明をした声明文発表した山口長女は、この件について不快感示し家族内で『運が悪かった』と話した事はある。しかし核保有国イギリスで、このように取り上げるのは話が別。削減への真摯さ足りない風潮から、こういう発言出てくるのではないか」「世界中核廃絶努力している中、父の体験軽視することは遺憾許せない」と話した駐英特命全権大使から報告受けた外務大臣前原誠司も、1月25日行われた記者会見番組非難し、「おわびをするなら、テレビで笑いながら話していたコメンテーターは、原爆被害悲惨さもう一度認識し二度と起こさないための努力をしていただきたい」と述べた問題となった番組シーンは、動画共有サイトYouTube」にもアップロードされ、この件について日本報じられる同時にコメント欄が「炎上」する事態となったが、週明け1月24日になって動画削除されている。 英国在住ジャーナリスト小林恭子によると、このジョークは、様々な理由付けて運休しようとする英国鉄道事業者への皮肉」であるという。

※この「二重被爆者を題材にした番組」の解説は、「英国放送協会」の解説の一部です。
「二重被爆者を題材にした番組」を含む「英国放送協会」の記事については、「英国放送協会」の概要を参照ください。

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