主なぬかるみ語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/08 14:40 UTC 版)
「鶴瓶・新野のぬかるみの世界」の記事における「主なぬかるみ語」の解説
(出典:)ぬかるみ語とは、鶴瓶、新野によるユニークな感性が生み出した“プライベートスラング”とされ、ぬかる民(リスナー)の間での共通語になったとされている。 あやち - 本来、大阪弁では「手立て」「けじめ」などの意味だが、ぬかるみ語においては「漠然として、様々な要素を持つ」という状態のこと。 イー(キー)- イライラしている状態・様子のこと。 イッチャン不憫 - 仲間内の集まりの中で、その場に相応しくないような存在の人のこと。 いやごと - 嫌なこと。当番組には「いやごとカルタ」などの作品を送ってきた「いやごと亭福笑」というリスナーが居た。 言わでもがな - 「言わずもがな」のぬかるみ的なの言い換え。 うだ - 取り留めのないような話のこと。 おさせ - さほど好きでもないような相手に、何となく同情のような形で体を許すような女性。心優しく、一人ぼっちを嫌い、さみしがり屋が多い、とされる。 おじん - 男女の性別を問わず、寡黙な性格を持つ人。 おばん - 同じく男女の性別を問わず、陽気な下町的な性格を持つ人。 皮引きゃ身引く - ある人を好きになると、その人の家族など周りの人まで好きになってしまうという意味。 カンキツ類 - 勘のきつい、鋭い人。 鬼畜い - 鬼畜にソフトでユーモラスな感じを込めて使っていた言葉。 キャンキャラ - 狂ったようにやかましい様子。 口腹別子 - 口で言ってることと本音とが違う人のこと。 ざぶた - 座布団の上で動こうとしない猫のように、日常において、ルーズで腰の重いような、面倒くさがり屋な人のこと。 ザンザザーン - 何かが押し寄せるような様子を表現した言葉。 下(しも)つながり - 男女間に性的関係が有るような状態のこと。同性間においての表現にも使われたこともある。 下の病気 - 下半身の、陰部の病気のこと。 三味線 - 言ったことを実行しないで終わること、ホラ吹き、という意味の柔らかなニュアンスの言葉。 せでもがな - 「しないでおくべき」という意味。 チャンチャチャン - 賑やかに騒ぐこと。 チョチョまう - 慌ててうろたえるような様子。新野がラジオデビューとなった『オーサカ・オールナイト 夜明けまでご一緒に』(ラジオ大阪)の時から既によく使っていた言葉でもある。 通りゃんせ - 男女間の性行為のこと。 どびつこ - えげつない、しつこい人々のことを指す。 ニシキヘビの手 - 日焼けした上、ヘビのような模様が付いた腕のこと。 にちゃ手 - 興奮して汗がにじんだ手のこと。 ババける - 老けること、老朽化すること。 びめこ、ぶめこ - 美しい女性器、不細工な女性器のこと。女性器の大阪弁「おめこ」から。 べにもいるのよ - 儲けていても、結構出て行くお金が多いこと。桂文珍が語源者と言われている。 ほげた - 減らず口のこと。 みずもん - 水商売に従事する人のこと。 メー - 月経のこと。「メンス」のメーから。 メコ的 - 性的な話のこと。 やめてか - 本来の大阪弁「やめてんか」から「ん」を抜いて語意を和らげさせた言葉。同様の言葉に「してか」など。 雪女 - 処女のこと。童貞の男の場合は「雪男」。 ユニークい - ユニークな様子。 ランララン - 楽しげな様子。 レンコン - 不特定多数の男性と経験のある女性のこと。穴の数は経験回数を意味する。 わがが - 自分本位な人、わがままな人のこと。
※この「主なぬかるみ語」の解説は、「鶴瓶・新野のぬかるみの世界」の解説の一部です。
「主なぬかるみ語」を含む「鶴瓶・新野のぬかるみの世界」の記事については、「鶴瓶・新野のぬかるみの世界」の概要を参照ください。
- 主なぬかるみ語のページへのリンク