中熊重工
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/28 15:00 UTC 版)
中熊大(なかぐま だい) 日本橋近くのメインストリートにある本社を構える「中熊重工」の社長。アメリカでは“ビッグ中熊”と呼ばれている。勇希の新妻・美紀がレポーターを務めた本社ビルのロボットによる自爆テロの被害に遭うが、自身がリストラしたロボット技術者の嫌がらせだと語る。業務提携によりル・ファール社製品の部品を作るだけだとするが、いずれは競合することを目的としている。そんな折、研究は遅々として進まず協力を求めて世界各国の研究機関に渡った悪魔の鎧(デーモン・アーマー)の欠片を大手企業も欲しがり、その中の1社として入手しロボットの部品に利用しようとした。亀井をヘッドハンティングし、本格的に研究に着手した。 夏目(なつめ) 中熊重工の秘書課課長。 ロボット技師 中熊重工の本社ビルでテロに使われたアンドロイドだと思われていた人物。実は悪魔の鎧(デーモン・アーマー)の金属片の群れに憑依された中熊重工のロボット技師の男性。金属片をロボットの部品として加工作業に携わっていたが、何体あるかも分からない悪魔の鎧(デーモン・アーマー)のカケラが他の普通の金属とも混ざり合い、仮に古代の悪魔戦士(デーモン・ウォーリア)の“残留思念”があったとしても統一したモノではない金属片に憑依され、悪魔戦士(デーモン・ウォーリア)になることも元の姿に戻ることも叶わずに絶望し、自身をモルモットにしようとした会社に対する復讐心ゆえに本社ビルで自爆テロを行った。 亀井迅(かめい じん) 教授。メンドール社の研究室の主任。資金不足により日本の大学の研究で行き詰まっていてメンドーサにヘッドハンティングされ、騙されて強引に連れて来られた既知の勇希と再会し、密かに研究が進める“デーモン・ウォール・ペインティング”と“デーモン・アーマー”を見せる。未完成の悪魔の鎧(デーモン・アーマー)の総量2体分を持ち出し、金儲けを企む。まだ自身の犯行だとバレてはいないが、監視カメラの映像の一部を消去したことで保安部では内部犯行説が持ち上がっており、逃げるようにして休暇で日本に帰国した際、中熊重工の夏目にサンダース曰く「もの凄い待遇」でヘッドハンティングされた。ジンメンの魂を宿った“デーモン・アーマー”に装着させられる形ではあるが、人間の力では不可能な猟奇殺人を繰り返して人肉食に快楽を感じ、同僚を勧誘して仲間を増やした挙句、それを止めようとした勇希の命さえ狙うようになり、決定的に対立してしまう。
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