仲宗根美樹とは? わかりやすく解説

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仲宗根美樹

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/27 07:44 UTC 版)

仲宗根 美樹
1963年(キングレコードの広告)
基本情報
出生名 國場 勝子(くにば かつこ)[1][2]
生誕 (1944-06-23) 1944年6月23日
出身地 東京都[3]
死没 (2024-02-24) 2024年2月24日(79歳没)
東京都渋谷区
ジャンル 歌謡曲ブルース
職業 歌手実業家
活動期間 1960年 - 2024年
レーベル キングレコード
著名な家族 白橋栄治(元夫)
國場雄大(次男)
くにば亜紀(長女)
事務所 株式会社ミュージック・オフィス合田
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仲宗根 美樹(なかそね みき、1944年6月23日 - 2024年2月24日[4])は日本の歌手

東京都 出身[5]。本名は國場 勝子(くにば かつこ)。東洋高等学校音楽科出身[5]ミュージック・オフィス合田に所属した。『川は流れる』などのヒット曲がある。

経歴

1944年(昭和19年)、両親は共に沖縄出身[6]であったが第二次世界大戦の戦火を逃れるために沖縄から東京に疎開して、勝子が生まれる。

1960年(昭和35年)、テレビドラマ『東京物語』(日本テレビ)に出演した。

1961年(昭和36年)5月、『東京物語』の挿入歌『愛に生きる』(キングレコード)で歌手デビューした[7]。 同年9月にリリースした『川は流れる』は、川の流れに人生を託す内容の歌詞を無表情のまま歌い上げて大ヒット[8](年末にはミリオンセラーを達成[9])した。同年12月、第3回日本レコード大賞の新人奨励賞を受賞した。

1962年(昭和37年)12月、第13回NHK紅白歌合戦に初出場し、紅組のトップバッターを務めた。この頃は空手道キックボクシングで一時代を築いた山崎照朝の熱狂的ファンとなり、自身の事務所に山崎を招待している[10]有馬温泉兵衛向陽閣のCMソング『有馬兵衛向陽閣』(作曲・キダ・タロー)は彼女が「有馬兵衛の向陽閣へ」と唄っている。その後は『島育ち』『奄美恋しや』『ドリームファイブ』『海と野菊と船頭さん』『恋しくて』など、ヒット曲を次々とリリースした。

1971年(昭和46年)、歯科医師と結婚するために芸能界を引退した。

1972年(昭和47年)11月23日 、長男・一成を出産後に離婚し、白橋栄治と再婚した。

1975年(昭和50年)、夫の白橋が沖縄国際海洋博覧会に合わせて、地元の政財界の人々の協力を得て海洋博の会場入口にショッピングセンター「ビックマート」(テナント数 230店舗)を開設したが、開催時期がオイルショック直後ということ、海洋博が不人気であったことなどから事業は破綻して、多額の借金を負う。

1975年(昭和50年)12月、東京・神田に「東京エレガンスルーム」を開業した。

1977年(昭和52年)3月5日、次男・雄大を出産した。陣痛から出産までは30分で、当時の病院記録であった。

1977年(昭和52年)12月、銀座の目抜き通りに「仲宗根美樹<審美容>サロン」を開設し、フランチャイズを展開した。

1978年(昭和53年)6月12日、長女・亜紀を出産した。

1981年(昭和56年)1月、ミキ・コーポレーション(加盟 600店舗)が6億5千万円の負債を出して倒産した[11]。その後は自己破産の手続きを行って、夫と離婚した。

1998年(平成10年)、テレビ東京『年忘れにっぽんの歌』で歌手として25年振りに復帰した。

2000年(平成12年)、初のバースデーライブを開催した。『しらばかプラス』(フジテレビ)、『ルックルックこんにちは』(日本テレビ)、『夏まつりにっぽんの歌』(テレビ東京)、『うた世紀ベスト10』などに出演した。

2001年(平成13年)、映画『バックステージ』に出演し、主題歌『I'm a singer』を30年振りにシングルで発売した。この映画は次男の雄大と長女の亜紀が出演した。

2008年(平成20年)10月9日、長男の一成ががんのため35歳で死去した[12][13]

2012年(平成24年)2月12日、『日曜ビッグバラエティ 懐かしの昭和メロディ』(テレビ東京)にゲスト出演した。

2012年(平成24年)10月10日、ゆうぽうとで開催された『秋の歌謡フェスティバル』に出演した。

2017年(平成29年)2月15日、『徹子の部屋』(テレビ朝日)に出演した。トーク番組は初出演となった。

2017年時点では『クラブ美樹』を銀座で経営していた。

2024年(令和6年)2月24日肺がんのため、東京都渋谷区の病院で死去した[4][14]。79歳没。

2024年(令和6年)11月21日、同年12月30日の「第66回輝く!日本レコード大賞」において特別功労賞を贈られることが発表された[15]

ディスコグラフィ

シングル

# 発売日 曲順 タイトル 作詞 作曲 編曲 規格品番
1 1961年
5月20日
A面 愛に生きる 横井弘 渡辺宙明 桜田誠一 EB-520
B面 ヤーナ子ね 桜田誠一
2 1961年
6月20日
A面 夢でござんす三度笠 藤間哲郎 EB-532
B面 旅の二十八人衆
3 1961年
7月20日
A面 二人でスク・スク 横井弘 EB-551
B面 わたしは炎 藤間哲郎
4 1961年
9月30日
A面 雨の花園 横井弘 安部芳明 EB-580
B面 川は流れる 桜田誠一
5 1961年
11月20日
A面 故郷に祈る 高橋掬太郎 飯田三郎 EB-620
B面 ほろほろ夜汽車 藤間哲郎 江口浩司
6 1962年
1月5日
A面 雷ロック 安部芳明 EB-636
B面 あこがれは空の涯て 横井弘 飯田三郎
7 1962年
2月1日
A面 あざみの歌 八洲秀章 飯田三郎 EB-655
B面 雪の降る町を 内村直也 中田喜直
8 1962年
5月1日
A面 次郎ちゃん 藤間哲郎 桜田誠一 EB-675
B面 泣くのは明日 内村直也 飯田三郎
9 A面 しのび逢い 藤間哲郎 桜田誠一 EB-682
B面 草原のふるさと
10 1962年
6月20日
A面 ‎銀座でツイスト 木下龍太郎 安部芳明 EB-730
B面 ミキのブルース 保富康午 若松正司
11 1962年
7月1日
A面 雲は流れる 横井弘 桜田誠一 EB-707
B面 あなたはNo.1 岡田教和
12 1962年
8月1日
A面 ためいき 横井弘 中野忠晴 上野正雄 EB-724
B面 愛の渚 飯田三郎
13 1962年
8月10日
A面 裏磐梯よいつまでも 藤間哲郎 桜田誠一 EB-748
B面 青春のスカイライン
14 1962年
10月20日
A面 阿里屋ユンタ 横井弘 沖縄民謡 野口武義 EB-786
B面 ちんさぐの花
15 1962年
11月1日
A面 ユキコの灯 岩代浩一 EB-768
B面 雪国の娘 藤間哲郎 桜田誠一
16 1962年
11月20日
A面 海猫 かもめが飛んで 岡田教和 宮内國郎 EB-802
B面 愛の吊橋 安部芳明
17 1962年
11月30日
A面 枯葉 堀内敬三 J.Kosma 河原良彦 EB-7162
B面 恋の気分で あらかはひろし J.McHugh 尾田悟
18 A面 ブルー・ムーン 近藤玲二 R.Rodgers 河原良彦 EB-7163
B面 霧のロンドン・ブリッジ 音羽たかし R.C.Bennett
S.Tepper
尾田悟
19 1962年
12月1日
A面 倖せはいつの日か 川野京輔 桜田誠一 EB-799
B面 バンドボーイの唄 藤間哲郎
20 1962年
12月10日
A面 島育ち 有川邦彦 三界稔 川上英一 EB-824
B面 ツーラッタ節 藤間哲郎 桜田誠一
21 1963年
2月1日
A面 悲しみとよろこび 若谷和子 EB-818
B面 ミキの日記 藤間哲郎 江口浩司
22 A面 この道を行けば 内村直也 飯田三郎 EB-832
B面 ガラスの小猫 横井弘 佐伯としを 山田量男
23 1963年
4月10日
A面 旅の踊り子 藤間哲郎 桜田誠一 EB-866
B面 雲になりたい 横井弘 佐伯としを 山田量男
24 1963年
5月10日
A面 風も恋する 桜田誠一 EB-881
B面 緑の旅情
25 1963年
5月20日
A面 昨日の雲は帰ってこない 藤間哲郎 EB-896
B面 白い花のたそがれ 横井弘 岩代浩一
26 1963年
6月10日
A面 奄美恋しや 藤間哲郎 桜田誠一 EB-916
B面 島の乙女 大崎広
27 1963年
7月10日
A面 永良部百合の花 横井弘 奄美民謡 岩代浩一 EB-924
B面 白浜節 藤間哲郎 沖縄民謡
28 1963年
9月1日
A面 あの山越えて 横井弘 桜田誠一 EB-945
B面 君を愛すれば 高橋掬太郎 吉田矢健治 小町昭
29 1963年
9月20日
A面 エラブ百合の花 山口禎善
武田恵喜光
奄美民謡 川上英一 EB-967
B面 谷茶前節 藤間哲郎 沖縄民謡 岩代浩一
30 1963年
10月1日
A面 波止場の娘 滝のぼる EB-962
B面 北国の星 横井弘 岩代浩一
31 1963年
10月10日
A面 サン・レモ乾杯! 梶鶴雄 A.Cortez 岩代浩一 EB-7242
B面 恋の街角西銀座 岩代浩一
32 1963年
11月1日
A面 りんご花嫁 藤間哲郎 桜田誠一 EB-973
B面 雪の夜 鎌田忠良
33 1963年
12月1日
A面 ブルース・ギター 木下龍太郎 渡部実 川上英一 EB-991
B面 黒いキッス 横井弘 安部芳明
34 1964年
1月15日
A面 ツーラッタ節 藤間哲郎 桜田誠一 EB-1006
B面 これが恋かな 横井弘
35 1964年
2月1日
A面 死ぬほどに好きだった 藤間哲郎 安部芳明 EB-1026
B面 星は消えない 横井弘 桜田誠一
36 1964年
3月1日
A面 さよなら十代 EB-1040
B面 愛の鈴蘭
37 1964年
3月10日
A面 ホロロン追分 EB-1052
B面 新しい今日 岩代浩一
38 1964年
4月1日
A面 ドリーム・ファイブ 梶鶴雄 EB-1068
B面 幸福 しあわせさんが歌ってる たなかゆきを 川上英一
39 1964年
6月1日
A面 泣くなんてバカね 藤間哲郎 桜田誠一 EB-1081
B面 イカスあなたに逢ってから 横井弘
40 A面 加茂川慕情 梶鶴雄 岩代浩一 陸奥芳明 BS-27
B面 祇園小唄 長田幹彦 佐々紅華 桜田誠一
41 1964年
7月1日
A面 東京の夜は更けて 横井弘 飯田三郎 大沢保郎 BS-41
B面 歩きましょうよ月の夜は 藤間哲郎 桜田誠一
42 1964年
8月1日
A面 恋しくて逢いたくて 西脇稔和 BS-52
B面 それを二十才で知りました 若谷和子 中田喜直
43 1964年
9月1日
A面 春がきて秋がきて 横井弘 桜田誠一 BS-79
B面 人っ子一人いない島
44 A面 アダンの島 梶鶴雄 沖縄民謡 岩代浩一 BS-84
B面 谷茶前節 藤間哲郎
45 1964年
10月1日
A面 バスよ私と泣いて行け 桜田誠一 BS-91
B面 思い出の灯は消えて 横井弘 川上英一
46 1964年
11月1日
A面 午前0時のブルース 藤間哲郎 桜田誠一 BS-106
B面 風立ちぬ 梶鶴雄 木下忠司 岩代浩一
47 A面 淋しい町の
ロンリー・クリスマス
東條寿三郎 安部芳明 BS-120
B面 星を見つめてもう一度 横井弘 安部芳明 陸奥芳明
48 1964年
12月1日
A面 遠い人 片岡直彦 岩代浩一 BS-128
B面 さよならの季節 横井弘 佐伯としを
49 1965年
2月1日
A面 ワン・レニー・
ナイト・イン・トーキョー
鈴木道明 前田憲男 BS-168
B面 夏の日の想い出
50 1965年
2月20日
A面 エーデルワイス 若谷和子 R.Rodgers 岩代浩一 BS-7076
わたしの好きなもの
B面 16才から17才へ
51 1965年
3月1日
A面 花の乙女たち 藤間哲郎 桜田誠一 BS-179
B面 この空と歌おう 横井弘 中野忠晴 上野正雄
52 1965年
4月1日
A面 グッバイ 岡田教和 桜田誠一 BS-193
B面 大空は私の心 矢野亮 江口浩司 若松正司
53 A面 月の夜の初恋 七野洋太 P.Fernan 小川寛興 BS-7083
B面 キッスはダメ I.Pattacini
54 1965年
4月10日
A面 越後の子守唄 岡城伸幸 新潟県民謡 岩代浩一 BS-210
B面 岳の新太郎さん 佐賀県民謡
55 1965年
6月1日
A面 明日を抱きしめよう たなかゆきを 小川寛興 BS-232
B面 谷間の鐘 横井弘 飯田三郎
56 1965年
7月10日
A面 大阪むすめ 川上英一 BS-262
B面 海は満つることなし 片岡政子 小町昭
57 1965年
10月1日
A面 あらゆり小唄 沖縄民謡 島田信義 川上英一 BS-280
B面 農村小唄 政岡清蔵 村田実夫 岩代浩一
58 A面 島は夕焼け 横井弘 桜田誠一 BS-306
B面 6時のバス
59 1965年
12月1日
A面 海と野菊と船頭さん 岩代浩一 BS-331
B面 太陽の恋 川内和子 小川寛興
60 1966年
1月10日
A面 とても悪くて好きなやつ 横井弘 BS-354
B面 女の横顔 たなかゆきを 川上英一
61 1966年
4月1日
A面 泣いちゃいけない 横井弘 桜田誠一 BS-404
B面 いつもそばにいて 淡の圭一
62 1966年
6月1日
A面 愛をこめて 東條寿三郎 安部芳明 BS-434
B面 君は流れ星 大倉宏之 小川寛興
63 1966年
10月1日
A面 亜矢子の湖 永井ひろし 中野忠晴 上野正雄 BS-496
B面 片恋 高橋掬太郎 西脇稔和 若松正司
64 A面 私のふるさと 松原雅彦 いずみたく BS-516
B面 風は知らない 横井弘 渋沢和男 小川寛興
65 1967年
1月10日
A面 あしたへの橋 林伊佐緒 BS-553
B面 君の呼び声 東條寿三郎 小川寛興
66 1967年
2月10日
A面 流れの女 永井ひろし 鳥取春陽 岩代浩一 BS-583
B面 酒場エレジー 藤間哲郎 美松しげを 桜田誠一
67 1967年
3月20日
A面 恋しくて 梶鶴雄 日本大学
シンギング・デンチスツ
小川寛興 BS-612
B面 グッドナイト・キッス 横井弘 小川寛興
68 1967年
8月1日
A面 すきすき涙 小平なほみ 渡辺宙明 BS-684
B面 遠いあなた 久保田亮 飯田三郎
69 1967年
10月1日
A面 聞かせてほしい 水島哲 黒瀬操 小川寛興 BS-719
B面 星かげの湖
70 1968年
1月10日
A面 ひとすじの涙 横井弘 小川寛興 BS-767
B面 秘密 高田弘
71 1968年
6月1日
A面 海の見えるとこまで 小川寛興 BS-831
B面 あなたのために 若谷和子 佐伯としを 佐藤けんじ
72 1968年
8月10日
A面 夜の熱帯魚 永井ひろし 高城しげる 小川寛興 BS-879
B面 バラのためいき
73 1969年
1月10日
A面 ワルシャワの恋 山本和秀 R.Orlow BS-936
B面 ためいき 永井ひろし 小川寛興
74 1969年
4月1日
A面 銀座みゆき通り 横井弘 中野忠晴 鈴木敏夫 BS-977
B面 哀愁のナイト・スポット 永井ひろし 小松美穂 荒木圭男
75 1969年
8月1日
A面 平戸慕情 白石十四男 BS-1032
B面 たそがれの祈り 小松美穂 荒木圭男
76 1970年
1月15日
A面 愛にふるえて 木下龍太郎 山岸建生 若松正司 BS-1122
B面 恋のみなしご 横井弘 安部芳明
77 1970年
7月20日
A面 たそがれの雨 木下龍太郎 小川寛興 C.Blackwell BS-1204
B面 愛こそいのち 山口あかり
78 1970年
8月20日
A面 ふりむいて何が倖せ たなかゆきを 高田弘 BS-1245
B面 青い海は恋のふるさと 島田陽子 高瀬晴彦 高田弘
79 1970年
9月20日
A面 ロマーナ 仲宗根美樹 D.Marjanovic 小川寛興 BS-1262
B面 エデンの海 永井ひろし 鈴木信夫
80 1971年
1月15日
A面 しあわせの限界 木下龍太郎 村上良人 馬飼野俊一 BS-1308
B面 復活
81 1971年
5月1日
A面 誰かが灯りを 川内康範 曽根幸明 BS-1375
B面 洒落た関係 曽根幸明 馬飼野俊一
82 1971年
8月20日
A面 川は流れる 横井弘 桜田誠一 高田弘 BS-1413
B面 夜明けに歌う子守唄 永井ひろし 小川寛興
83 1972年
3月5日
A面 愛の灯を永遠に 横井弘 小川寛興 高田弘 BS-1500
B面 幸福はサンゴ礁のはてに 木下龍太郎
84 1972年
5月25日
A面 ゆめかづほ 森旭 BS-1538
B面 おやすみ愛の日
85 1973年
9月25日
A面 ロバに乗って 横井弘 桜田誠一 藤家虹二 BS-1750
B面 真夜中の子守唄
86 1974年
1月25日
A面 美わしの琉球 岩瀬ひろし 沖縄民謡 白石十四男 BS-1792
B面 宮古島夜曲

デュエット・シングル

発売日 デュエット 曲順 タイトル 作詞 作曲 編曲 規格品番
1962年
3月10日
エンディー堀 A面 青い月夜は素晴らしい 横井弘 安部芳明 EB-661
B面 誰も知らない喫茶店 藤間哲郎 桜田誠一

企画シングル

発売日 名義 曲順 タイトル 作詞 作曲 編曲 規格品番
1965年 仲宗根美樹
檜晋樹
小宮恵子
金田星雄
紫倉麻里子
若原一郎
B面
[注釈 1]
スタコラ音頭 横井弘 林伊佐緒 BS-229

委託制作盤

発売日 曲順 タイトル 作詞 作曲 編曲 規格品番 備考
1966年
3月1日
B面
[注釈 2]
ホップ畑の白い道 杉野まもる 西山真彦 飯島一夫 NCS-30 アサヒビール』販促盤

アルバム

発売日 タイトル 規格 規格品番
1961年12月1日 川は流れる-仲宗根美樹のうた- LP LKF-1192
1962年6月1日 仲宗根美樹の「17才」 LKF-1243
1963年4月1日 恋のムードで LKF-1313
1963年7月10日 仲宗根美樹の民謡ハイライツ LKF-1358
1964年6月20日 東洋 歌の旅 SKK-13
1965年6月10日 仲宗根美樹 南国の民謡 SKK-112
1971年9月20日 沖縄は帰って来た SKK-708〜09
1971年11月25日 川は流れる〜仲宗根美樹のうたごえ歌謡〜 SKK-718
1974年3月10日 仲宗根美樹ベストアルバム"川は流れる" SKD-192
1993年12月1日 仲宗根美樹全曲集 CD KICX-2160
1999年12月23日 KICX-2542
2001年12月5日 KICX-2736
2007年11月21日 決定版 仲宗根美樹 2008 KICX-3572
2009年12月9日 決定版 仲宗根美樹 2010 KICX-3787
2011年11月9日 決定版 仲宗根美樹 2012 KICX-4046
2013年11月6日 決定版 仲宗根美樹 2014 KICX-4270
2015年11月11日 決定版 仲宗根美樹 2016 KICX-4567
2017年11月8日 決定版 仲宗根美樹 2018 KICX-4831
2019年12月11日 決定版 仲宗根美樹 2020 KICX-5134
2021年12月8日 決定版 仲宗根美樹 2022 KICX-5457
2023年12月6日 決定版 仲宗根美樹 KICX-5660

タイアップ曲

楽曲 タイアップ
1961年 愛に生きる 日本テレビ系ドラマ『東京物語』主題歌
夢でござんす三度笠 映画『若き日の次郎長 東海一の若親分』挿入歌
川は流れる 朝日放送クレハ・ホームソング』挿入歌
故郷に祈る 映画『太平洋戦争と姫ゆり部隊』挿入歌
1962年 雷ロック 映画『うるさい妹たち』挿入歌
しのび逢い 映画『しのび逢い』主題歌
雲は流れる 朝日放送『クレハ・ホームソング』挿入歌
海猫が飛んで 映画『海猫が飛んで』主題歌
1963年 この道を行けば 朝日放送系ドラマ『この道を行けば』主題歌
昨日の雲は帰ってこない TBS系ドラマ『昨日の雲は帰ってこない』主題歌
1964年 新しい今日 朝日放送『クレハ・ホームソング』挿入歌
1965年 海は満つることなし TBS系ドラマ『海は満つることなし』主題歌
1966年 いつもそばにいて 朝日放送『クレハ・ホームソング』挿入歌
風は知らない
1967年 海の見えるとこまで
1970年 ふりむいて何が倖せ TBS系ドラマ『波の塔』主題歌

NHK紅白歌合戦出場歴

年度/放送回 曲目 対戦相手
1962年(昭和37年)/第13回 川は流れる 松島アキラ
1963年(昭和38年)/第14回 奄美恋しや 守屋浩
1964年(昭和39年)/第15回 午前0時のブルース 田辺靖雄
1965年(昭和40年)/第16回 海と野菊と船頭さん 克美しげる
1967年(昭和42年)/第18回 恋しくて 美樹克彦
  • 第14回・第16回は歌唱映像が現存する。
  • 第18回は映像は現存するが、仲宗根の歌唱映像については未詳。
  • 第14回・第16回は仲宗根の歌唱を含め、「思い出の紅白歌合戦」(NHK-BS2)で再放送されている。

エピソード

  • 『川は流れる』は『雨の花園』のB面だったが歌声喫茶から火が付いて、1961年11月にA面とB面を入れ替えたシングルレコードを再発売。発売後に大ヒットした。2002年、原由子がアルバム『東京タムレ』でカバーして話題となった。
  • 『島育ち』は競作で田端義夫朝丘雪路等がカバーした。仲宗根盤も当初はヒットを見せていたがレーベル側の諸事情で発売中止となった。
  • ワン・レニー・ナイト・イン・トウキョウ/夏の日の想い出』など競作も多数リリースしている。[※日野てる子(日野盤の表記はワン・レイニー・ナイトイン・トーキョー)らと競作]
  • 女優の大空眞弓は母兄弟の娘で、いとこの関係に当たり、同じ東洋音楽学校出身である。
  • 同じ沖縄出身のフィンガー5のアルバム『フィンガー5オリジナル わたしの恋人さん』(1974年)にゲスト出演している。
  • 長女は國場亜紀(くにば亜紀)として『地球防衛少女イコちゃん』のイコ役や[16]、テレビのリポーターなどを務めていたが芸能界を引退している。
  • 次男の國場雄大は2019年4月、品川区議会議員に当選し1期務めた。
  • 1964年に早川電機(現在のシャープ)が発売した白黒テレビ『シネスコ19』のイメージキャラクター(沖縄限定)を務めた。本土のイメージキャラクターはフランキー堺が務めた。

映画

  • うるさい妹たち(1961年、大映
  • 東海一の若親分(1961年、東映
  • 海猫が飛んで(1962年、松竹
  • しのび逢い(1962年、松竹)
  • 太平洋戦争と姫ゆり部隊(1962年、大蔵映画
  • 川は流れる(1962年、松竹)
  • その結婚異議あり(1963年、大映)
  • 独立美人隊(1963年、松竹)
  • 魚河岸の旋風娘(1963年、松竹)
  • BACK STAGE/バックステージ(2001年、日活

テレビ番組

脚注

出典

  1. ^ 国場家家系図”. 國場家のホームページ. 2014年9月14日閲覧。
  2. ^ 一成を支えてくださった皆様へ”. SPIRIT☆JOURNEY (2008年10月30日). 2014年9月14日閲覧。
  3. ^ 仲宗根美樹プロフィール”. (株) ミュージック・オフィス合田. 2014年9月14日閲覧。
  4. ^ a b 歌手の仲宗根美樹さん 肺がんのため死去 79歳 「川は流れる」で紅白出場 沖縄シンガーの元祖”. スポニチ Sponichi Annex (2024年2月29日). 2024年2月29日閲覧。
  5. ^ a b 「日本映画人名事典 女優篇 下巻」キネマ旬報社、1995年、249頁
  6. ^ 徹子の部屋 “沖縄の歌姫"仲宗根美樹 2017年2月15日放送回”. gooテレビ番組 (2017年2月15日). 2018年4月3日閲覧。
  7. ^ “仲宗根美樹さん死去 79歳 肺がんで 「川は流れる」大ヒット 沖縄シンガー元祖とも”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2024年2月29日). https://www.daily.co.jp/gossip/2024/02/29/0017380211.shtml 2024年2月29日閲覧。 
  8. ^ 世相風俗観察会『現代世相風俗史年表:1945-2008』河出書房新社、2009年3月、104頁。ISBN 9784309225043 
  9. ^ 長田暁二『歌謡曲おもしろこぼれ話』社会思想社、2002年、159頁。ISBN 4-390-11649-5
  10. ^ 中村カタブツ君 編「第2章 再検証極真ジム」『極真外伝 - ~極真空手もう一つの闘い~』中村愚乱・ジャイ子(初版)、ぴいぷる社(原著1999年12月25日)、76 - 91頁、93頁、101頁、104頁、108頁頁。 ISBN 4893741373 
  11. ^ 仲宗根美樹と再会”. この素晴らしき人生 36 (2010年3月15日). 2014年9月14日閲覧。
  12. ^ 長谷川晶一氏×中森明夫氏×松谷創一郎氏トークショー「『Cawaii!』とその時代」レポート(前編)雑誌『Cawaii!』は、なぜ女子高生にヒットしたのか”. ウートピ (2016年4月27日). 2023年2月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月29日閲覧。
  13. ^ 一成を支えてくださった皆様へ”. 國場一成公式ブログ (2008年10月30日). 2024年2月29日閲覧。
  14. ^ ヒット曲「川は流れる」の歌手、仲宗根美樹さん死去 79歳”. 産経新聞 (2024年2月29日). 2024年2月29日閲覧。
  15. ^ 日本レコード大賞候補10曲発表 Mrs.GREEN APPLEとCreepy Nutsの一騎打ちか”. サンケイスポーツ (2024年11月21日). 2024年11月21日閲覧。
  16. ^ 地球防衛少女イコちゃん(1995) allcinema、2019年9月13日閲覧。

注釈

  1. ^ A面は新川二朗二宮ゆき子佐々木新一小野由紀子、三上丈二、大月みやこの「ヘイワオンド」。
  2. ^ A面は春日八郎の「源平出世マーチ」。




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