中世期から江戸時代とは? わかりやすく解説

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中世期から江戸時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 07:48 UTC 版)

日本の観光」の記事における「中世期から江戸時代」の解説

中世期において人の移動は活発でなく、戦国時代には戦国大名など地域領主領国内には関所設置され、人や物の移動制限受けていた。一方で公家や僧などの文人諸大名家への来訪廻国などを行い各地名所訪ね記録資料残している。 近世・江戸時代幕藩体制においては引き続き関所口留番所存在し人の移動制限されていたが、一方で江戸期には全国の諸街道脇往還水運海運発達し旅行者向けの国絵図道中案内記などの出版物生まれ、これらを背景に旅が大衆化する江戸時代には文人武士なども諸国旅し多く紀行文残しているが、庶民においても身元や旅の目的証明する通行手形所持していれば寺社参詣などを名目として物見遊山の旅が可能になり、旅を楽しむ人々急増した街道添いには旅人向けの宿場茶屋成立し各地名物物産生まれたまた、旅の情報旅日記浮世絵などの絵画資料により普及した江戸時代には御師庶民伊勢信仰広めお蔭参りの大ブーム数回発生した。これらは現代でいう観光産業先駆けともとれる。江戸時代鎖国取られており、漂流者などを除いて外国渡航する日本人はいなかった。観光目的外国への旅は皆無であった

※この「中世期から江戸時代」の解説は、「日本の観光」の解説の一部です。
「中世期から江戸時代」を含む「日本の観光」の記事については、「日本の観光」の概要を参照ください。

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