上華厳寺とは? わかりやすく解説

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上華厳寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/02 17:53 UTC 版)

上華厳寺
山門
山西省における位置
基本情報
所在地 中国山西省大同市平城区
座標 北緯40度05分56秒 東経113度18分05秒 / 北緯40.09889度 東経113.30139度 / 40.09889; 113.30139座標: 北緯40度05分56秒 東経113度18分05秒 / 北緯40.09889度 東経113.30139度 / 40.09889; 113.30139
宗教 仏教
建設
様式 中国建築
創設 1038年
完成 1140年(再建)
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上華厳寺(じょうけごんじ)は、中華人民共和国山西省大同市平城区にある仏教寺院。

歴史

上華厳寺は重熙7年(1038年)に建立された。寺の名称は仏教教典『華厳経』から来ている。保大2年(1122年)の兵火で焼失した。天眷3年(1140年)は寺院を再建した。大定6年(1166年)、世宗が寺院に来て参拝した。

武宗時期、住職の慧明は寺院を再建した。元の末期、紅巾の乱の火難で、寺は全焼した。

の初期は寺院を再建した。

順治5年(1648年)、火災で大雄宝殿・蔵経閣以外を焼失した。

1961年、中華人民共和国国務院は仏寺を全国重点文物保護単位に認定した。1983年、中華人民共和国国務院は仏寺を漢族地区仏教全国重点寺院に認定した。

伽藍

山門、天王殿、大雄宝殿、弥勒殿、観音殿、文殊殿、普賢殿、普光明殿、鐘楼、鼓楼、蔵経閣

大雄宝殿の殿内には明の5体の仏、20本の諸天の塑像があるほか、清の壁画が保存されている。

国宝

  • 遼の塑像が31体
  • 明の塑像が5体
  • 清の壁画

ギャラリー

参考文献

  • 梁思成 (2005) (中国語). 『中国建築史』. 天津市: 百花文藝出版社. pp. 228–239. ISBN 7-5306-4168-9 
  • 梁思成; 林洙 (2010). “遼一:山西大同華厳寺薄伽教蔵殿造像(上和下)” (中国語). 『佛像的歴史』. 北京市: 中国青年出版社. pp. 248–251. ISBN 978-7-5006-9253-9 



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