上崎暮潮とは? わかりやすく解説

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上崎暮潮

上崎暮潮の俳句

吉野川火の帯となる夕焼かな
朝より阿波の日高し藍を刈る
藍茂り初めし濃みどり薄みどり
阿波の地に流れし歴史藍の花
 

上崎暮潮

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/29 02:08 UTC 版)

上崎 暮潮(うえさき ぼちょう、本名:上崎 孝一、1922年大正11年)3月19日[1] - 2013年平成25年)11月6日)は、日本俳人日本伝統俳句協会四国支部長名誉理事。徳島県出身。

経歴

1947年名古屋帝国大学(現在の名古屋大学)卒業。高浜虚子等に師事し、第二次世界大戦前より俳誌「ホトトギス」に作品を発表してきた。1946年に徳島県内俳誌の草分けの一つである「祖谷」創刊に携わり、1987年から主宰を務める。

1995年に句集「花鳥阿波」で徳島県出版文化賞、2002年に芦屋国際俳句祭で文部科学大臣賞、2007年徳島新聞賞(文化賞)を受賞した。

日本伝統俳句協会四国支部長や理事を務めた後、2008年より名誉理事となる。徳島ペンクラブでは1988年に理事を務め、1995年から2007年まで副会長を務めた。またとくしま県民文芸、とくしま文学賞の選考委員、徳島県文化協会評議員を歴任。

2013年11月6日、老衰のため91歳で死去[1]

著書

単著

  • 『上崎暮潮句集 花鳥阿波』上崎孝一、1994年6月。 
  • 『上崎暮潮句集 藍倉』日本伝統俳句協会〈日本伝統俳句協会叢書 28〉、1999年3月。ISBN 978-4816106637 
  • 『俳句のヒント』祖谷発行所、2005年6月。 
  • 『句集 眉山』天満書房、2006年7月。ISBN 978-4924948679 

編著

  • 『祖谷集 第十』祖谷発行所〈祖谷五百五十号〉、1992年11月。 
  • 『祖谷集 第十一』祖谷発行所〈祖谷六百号記念〉、1997年1月。 
  • 『祖谷集 第十二』祖谷発行所〈祖谷六百号記念〉、2001年3月。 
  • 『祖谷集 第十三』祖谷発行所〈祖谷七百号記念〉、2005年6月。 
  • 『祖谷集 第十四』祖谷発行所〈祖谷七百号記念〉、2009年7月。 

脚注

  1. ^ a b 『現代物故者事典2012~2014』(日外アソシエーツ、2015年)p.82

関連項目

参考資料

  • 柴原保佳「上崎暮潮さんのこと」ホトトギス2014年11月号

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