三浦春馬死去の影響
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「おカネの切れ目が恋のはじまり」の記事における「三浦春馬死去の影響」の解説
先述の三浦の死去を受け、TBSテレビでは本作の今後についての協議を2020年7月20日から実施した。当初は関係者の心理的負担や作品の特性上の問題点を指摘する意見もあり、お蔵入り(放送自体の見送り)も検討されていたが、再三の協議の末「三浦の最後の作品をお蔵入りさせるべきではない」と、三浦の代役は立てずに全8話予定だった物語を4話完結に短縮、台本を練り直すことで決着した。三浦が収録に参加した4話目の途中までのシーンが取り入れられた。 7月31日には放送開始日の決定が発表され、プロデューサーの東仲恵吾は「三浦が演じたこのドラマを観たいという非常に多くの要望を頂いた」とコメントした。予告映像は反響を呼び、YouTubeで瞬く間に再生回数200万回を突破した。 製作サイドは以下のように三浦への追悼メッセージを出している。 2020年7月18日死去当日:「(中略)撮影現場ではムードメーカーでいつも現場を明るい笑顔で盛り上げ、大変な時にはそっと手を差し伸べてくれる優しさもある、皆から愛される方でした。スタッフ一同、心よりお悔やみ申し上げます」(公式ツイッターより) 初回放送日の9月15日:「(中略)スタッフ一人ひとりにいつも気さくに話しかけてくれた愛くるしい笑顔、役柄を突き詰める真摯な姿勢、誰からも愛された春馬さんの人柄を偲び、謹んで哀悼の意を表します」(同作の公式サイトより) 最終回は、フィクションである物語の着地と同時に、三浦故人への追悼と愛惜の情を昇華させるような特別な構成と演出がなされ、最後に笑顔の三浦の映像と共に「春馬くん ずっと大好きだよ キャスト・スタッフ一同」と追悼メッセージが表示された。 なお、本来予定されていた全8話のシナリオは、変更前の第4話も含めて2020年10月20日に発売された公式シナリオブックに収録されているため、”本来の結末”を見ることは可能である。
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