ワジュロとは? わかりやすく解説

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和棕櫚

読み方:ワジュロ(wajuro)

シュロ別称
ヤシ科常緑高木園芸植物薬用植物

学名 Trachycarpus fortuni


シュロ

(ワジュロ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/24 08:00 UTC 版)

シュロ(棕櫚[1]・棕梠[1]・椶櫚)は、ヤシ目ヤシ科シュロ属 Trachycarpus樹木の総称である[2][3]。あるいは、シュロ属の一種 Trachycarpus fortunei (別名:ワジュロ)の標準和名でもある[4]




「シュロ」の続きの解説一覧

ワジュロ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/13 10:16 UTC 版)

シュロ」の記事における「ワジュロ」の解説

中華人民共和国湖北省からミャンマー北部まで分布する日本では平安時代中国大陸亜熱帯地方から持ち込まれ九州定着した外来種である。日本産するヤシ科植物の中では最も耐寒性強いため、東北地方まで栽培されていて、なかには北海道石狩平野でも地熱などを利用せず成木できるものもある。 地球温暖化で冬の寒さ厳しくなくなり本州でも屋外育ちやすくなっている。国立科学博物館附属自然教育園東京都)では1965年数本だったシュロ2010年に2585本へ増えた雌雄異株で、稀に雌雄同株存在する雌株5 - 6月にの間から花枝伸ばし微細な粒状黄色い花密集して咲かせる果実11 - 12月頃黒く熟す。 幹は円柱形で、分岐せずに垂直に伸びる大きいものでは樹高が10mほどになる。 幹の先端扇状葉柄広げて数十熊手型のをつける。葉柄基部は幹に接す部分大きく三角形広がり、幹を抱くような形になっている。この部分下端から下に30-50cmにわたって幹を暗褐色繊維質が包んでおり、これをシュロ皮という。 シュロ皮を煮沸し亜硫酸ガス燻蒸した後、天日干したものは「晒」と呼ばれ繊維をとるのに用いられるシュロ皮の繊維は、腐りにくく伸縮性に富むため、縄や敷物タワシホウキなどの加工品とされる。又、シュロの皮を用いて作られ化粧品発売されている。 1830年江戸時代後期)にフィリップ・フランツ・フォン・シーボルト日本出島から初め西洋移出し、後にイギリス植物学者ロバート・フォーチュン献名された。英名はロバート・フォーチュン初めてワジュロを見た中国浙江省舟山島にちなむ[要出典]。

※この「ワジュロ」の解説は、「シュロ」の解説の一部です。
「ワジュロ」を含む「シュロ」の記事については、「シュロ」の概要を参照ください。

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