翻訳語としてのシュロ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/13 10:16 UTC 版)
シュロは日本の温帯地域で古来より親しまれた唯一のヤシ科植物であったため、明治以降、海外の著作に見られる本来はシュロとは異なるヤシ科植物を「シュロ」と翻訳していることが、しばしば認められる。特にキリスト教圏で聖書に多く記述されるナツメヤシがシュロと翻訳されることが多かった。例えば『ヨハネによる福音書』12章13節において、エルサレムに入るイエス・キリストを迎える人々が持っていたものは、新共同訳聖書では「なつめやしの枝」になっているが、口語訳聖書では「しゅろの枝」と翻訳し、この日を「棕櫚の主日」と呼ぶことがある。 ウィキメディア・コモンズには、ワジュロに関連するメディアがあります。 ウィキメディア・コモンズには、トウジュロに関連するメディアがあります。
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