ローマ条約調印50周年記念硬貨
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「2ユーロ記念硬貨」の記事における「ローマ条約調印50周年記念硬貨」の解説
画像国特徴発行量発行日 欧州連合 刻印: TREATY OF ROME 50 YEARS, EUROPE, ISSUING COUNTRY 8745万3千枚 2007年3月25日 オーストリア 刻印: VERTRAG VON ROM 50 JAHRE, EUROPA, REPUBLIK ÖSTERREICH 900万枚 ベルギー 刻印: PACTVM ROMANVM QVINQVAGENARIVM, EUROPEA, BELGIQUE-BELGIE-BELGIEN 500万枚 フィンランド 刻印: ROOMAN SOPIMUS 50 V, EUROOPPA, SUOMI FINLAND 140万枚 フランス 刻印: TRAITÉ DE ROME 50 ANS, EUROPE, RÉPUBLIQUE FRANÇAISE 940万枚 ドイツ 刻印: RÖMISCHE VERTRÄGE 50 JAHRE, EUROPA, BUNDESREPUBLIK DEUTSCHLAND 3000万枚 ギリシャ 刻印: ΣΥΝΘΗΚΗ ΤΗΣ ΡΩΜΗΣ 50 XPONIA, EYPΩΠΗ, ΕΛΛΗΝΙΚΗ ΔΗΜΟΚΡΑΤΙΑ 400万枚 アイルランド 刻印: CONRADH NA RÓIMHE 50 BLIAIN, AN EORAIP, ÉIRE (すべてゲール筆記体) 482万枚 イタリア 刻印: TRATTATI DI ROMA 50° ANNIVERSARIO, EUROPA, REPUBBLICA ITALIANA 500万枚 ルクセンブルク 刻印: TRAITÉ DE ROME 50 ANS, EUROPE, LËTZEBUERG 210万枚 オランダ 刻印: VERDRAG VAN ROME 50 JAAR, EUROPA, KONINKRIJK DER NEDERLANDEN 633万3千枚 ポルトガル 刻印: TRATADO DE ROMA 50 ANOS, EUROPA, PORTUGAL 200万枚 スロベニア 刻印: RIMSKA POGODBA 50 LET, EVROPA, SLOVENIJA 40万枚 スペイン 刻印: TRATADO DE ROMA 50 AÑOS, EUROPA, ESPAÑA 800万枚 説明:中心部は原加盟6ヶ国が署名した欧州経済共同体設立条約を示している。背景は条約が署名されたローマにある、ミケランジェロの作ったカンピドリオを象徴している。中心部の一部として本の上にEUROPEを翻訳した文字が、最上部にTREATY OF ROME 50 YEARSを翻訳した文字が刻まれている。下には西暦と発行した国の名前が印されている。鋳造印の場所と、彫刻家のイニシャルの位置はまちまちである。外側はEUの12の星が囲んでいる。ルクセンブルクの特別な法律により必ず大公の肖像を含まなければならないため、他の種類とは異なりルクセンブルク版の€2記念硬貨は大公の肖像が加えられている。同様にオランダの法律ではオランダで発行される全ての硬貨には現在の元首の肖像と名前 (Koning/Koningin) der Nederlandenという文字(例えば2007年であればBeatrix Koningin der Nederlanden)を入れなくてはならなかったが、この企画に参加するために法律の改正を行った。改正により、€2記念硬貨に対してはこのルールは無くなった。また、ベルギーは多言語社会であるため、ベルギー版の記念硬貨はラテン語でPACTVM ROMANVM QVINQVAGENARIVMと印されている。 ユーロを使用するモナコ、サンマリノ、バチカンの3つの国ではEUの加盟国でないため、この記念硬貨は発行されなかった。逆に、ユーロを導入していないEUの加盟国ではこの企画に参加する国もあった。例えば、キプロスでは1キプロス・ポンド硬貨、ハンガリーでは50フォリント硬貨で同じデザインの硬貨が発行された。
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