ロマンス語派の日本語表記
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 16:38 UTC 版)
「外国語の日本語表記」の記事における「ロマンス語派の日本語表記」の解説
イタリア語の日本語表記 - イタリア語と日本語は、比較的対応がとれているためカタカナ表記の際に揺れが生じにくいとはいえ、表記の揺れは発生している。このような語は一般的に定着していない語が多い。また、複数の揺れが複合して多数の表記の揺れを持つ単語も多い。検索エンジンでの対応も、イタリア語の外来語には対応していないことが多く、旅行などで調べたい場合に難しくさせている。イタリア語では母音の長短で単語を区別しないが、アクセントのある母音が長く聞こえる事が多い。そこで、日本語で表記する場合に長音記号「ー」を入れてアクセントを示すことがある。ミラノやトリノなど活字による記述が一般的だった頃によく知られた地名などは入れないことが多い。これについては一個人の使用に限定しても揺れが大きい事が多い。 ナポリ語の日本語表記 シチリア語の日本語表記 コルシカ語の日本語表記 ポルトガル語の日本語表記 スペイン語の日本語表記 - スペイン語のアルファベット表記は、ほぼ発音に従って書かれているため、いわゆるローマ字読みのように読み下すことによりほぼ正しい発音で読むことができる。スペイン語には長母音はないが、強勢を置くことで他の音よりわずかに長く発音される場合がある。それと別に、短母音のままでカタカナ表記したものを日本語話者が発音すると、アクセント位置がずれることが多い。長母音にするとおのずとその音が強調され、スペイン語話者に通じやすくなる。ただ、スペイン語では語の区別に意味を持たない伸ばした音を文字にすることになり、日本語話者が聞き取った音とも少々離れる。 ガリシア語の日本語表記 アラゴン語の日本語表記 アストゥリアス語の日本語表記 レオン語の日本語表記 カタルーニャ語の日本語表記 - カタルーニャ語は方言(地域変種)によって発音がかなり異なる。バルセロナ方言を含む標準的発音(文法書などで書かれ、学習者が主に学ぶことが多い)は強勢の有無によって母音の音価が変わるため、カナ転記の際には注意が必要である。 バレンシア語の日本語表記 ガスコーニュ語の日本語表記 プロヴァンス語の日本語表記 アラン語の日本語表記 フランス語の日本語表記 ノルマン・フランス語の日本語表記 ガロ語の日本語表記 ワロン語の日本語表記 ピカルディ語の日本語表記 アルピタン語の日本語表記 シャンパーニュ語の日本語表記 ヴェネト語の日本語表記 ロンバルド語の日本語表記 モナコ語の日本語表記 ルーマニア語の日本語表記 モルドバ語の日本語表記 サルデーニャ語の日本語表記
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