ロジャースの時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 11:07 UTC 版)
「グリーンベイ・パッカーズ」の記事における「ロジャースの時代」の解説
2008年、ファーヴの引退表明によりエースQBに指名されたアーロン・ロジャースは好成績を残したがチームは4点差以内で7敗するなど6勝10敗でシーズンを終えた。 2009年、チームはディフェンスコーディネーターにドム・ケイパース(英語版)を招きそれまでの4-3ディフェンスから3-4ディフェンスに変更を行った。前半8試合を4勝4敗で折り返したが 11勝5敗でワイルドカードでプレーオフに進出を果たしたがアリゾナ・カージナルスにオーバータイムの末、45-51で敗れてシーズンを終えた。 2010年、開幕戦のフィラデルフィア・イーグルス戦でエースRBのライアン・グラント(英語版)がシーズン絶望となり、第5週のワシントン・レッドスキンズ戦でロジャースが脳震盪、ニック・バーネット(英語版)、ジャーマイケル・フィンリー(英語版)がシーズン絶望となった。第14週のデトロイト・ライオンズ戦でロジャースが再度脳震盪を起こし途中退場して敗れるなどプレーオフ出場が一時危ぶまれた。第15週をロジャースは欠場したが第16週にプレーオフを争うニューヨーク・ジャイアンツを破り、最終週でシカゴ・ベアーズを下してNFC第6シードでプレーオフ出場を果たした。 この年チームには故障者リスト入りする選手が続出したがワイルドカードプレーオフではフィラデルフィア・イーグルス戦でロジャースが3タッチダウンパスをあげて21-16で、ディビジョナルプレーオフではNFC第1シードのアトランタ・ファルコンズをロジャースがパス36回中31回を成功させ48-21と大差で勝利、NFCチャンピオンシップゲームで地区ライバルのシカゴ・ベアーズを下しNFCのチームとしては初めて第6シードからのスーパーボウル出場を決めた。スーパーボウルではピッツバーグ・スティーラーズを31-25で破り14年ぶりにタイトルを取り戻した。MVPには3TDパスをあげたアーロン・ロジャースが選ばれた。 続く2011年から2016年までプレーオフに6年連続出場したが、スーパーボウル出場はなかった。 2017年には途中ロジャースを負傷で欠き、2008年以来初めてプレーオフを逃した。長らくGMを務めたテッド・トンプソン(英語版)はシーズン終了後に退任し、ブライアン・ギュートカンスト(英語版)が後継となった。 2018年12月2日、成績不振のためにHCのマイク・マッカーシー(英語版)は解任され、ジョー・フィルビン(英語版)が暫定HCとなった。2018年シーズンは二年連続してプレーオフを逃した。元タイタンズOCのマット・ラフルアー(英語版)が後継HCとなった。 2019年は地区優勝を遂げ、第2シードで3年ぶりにプレーオフに進出した。初戦ではシアトル・シーホークスを破ったがサンフランシスコ・フォーティーナイナーズに敗れてスーパーボウル出場はかなわなかった。 2020年はコロナウイルス感染症流行のため、全主催試合を無観客とした。ドラフトでは1巡目にQBジョーダン・ラブを指名した。第14週、2年連続で北地区優勝を遂げ、最終週も勝って第一シードでプレーオフに進んだが、カンファレンス・チャンピオンシップでタンパベイ・バッカニアーズに敗れた。 2021年はチームに不快感を表明したロジャーズの練習への参加が遅れたが、ロジャーズをエースQBとして勝ち進み、地区優勝で全チームの中で最も早くプレーオフ進出が決定し、2年連続して第一シードとなった。初戦でサンフランシスコ・フォーティーナイナーズに逆転負けした。2022年3月8日、ロジャースと4年231億円の契約を結んだ。
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