リラのホテルとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > リラのホテルの意味・解説 

リラのホテル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/22 21:14 UTC 版)

『リラのホテル』
かしぶち哲郎スタジオ・アルバム
リリース
録音 1983年2月 - 3月
ONKIO HAUS
ジャンル J-POP
時間
レーベル ポニーキャニオン[1]
プロデュース かしぶち哲郎矢野顕子[1]
かしぶち哲郎 アルバム 年表
リラのホテル
(1983年)
彼女の時
(1985年)
テンプレートを表示

リラのホテル (HOTEL LILAS) は、1983年6月21日に発売された、かしぶち哲郎の1枚目のソロ・アルバムである[1]矢野顕子との共同プロデュース作品で、初出時のアーティスト表記は「かしぶち哲郎 featuring 矢野顕子」とクレジットされている[1]

解説

かしぶちのソロ・アルバムの企画は1981年頃に立てられ、楽曲はかしぶちがはちみつぱいムーンライダーズの初期の頃に制作したものなどから選ばれ[2]、それまでの10年間に書きためた50数曲のストックの中から全10曲が選ばれた[1]

楽曲の中には、かしぶちが1966年 - 1970年の間に書いた古い作品を原型とするものもある[3]

タイトルチューン「リラのホテル」は、かしぶちが高校生の頃に書いたもので[1]1976年あがた森魚に提供されている[4]。また「春の庭」は、はちみつぱい時代に演奏されていた曲[1]である。

レコーディングは矢野顕子の全面的なサポートを得て行われ[1]坂本龍一矢野誠細野晴臣松任谷正隆など矢野顕子ゆかりのミュージシャン[1]ムーンライダーズのメンバー、大貫妙子などが参加している[1]

なお、かしぶちはレコーディングに入る前、自身の音楽のルーツを探るためにしばらくヨーロッパを旅したという[2]

アート・ディレクションは柴田誠が手がけた。ディスクジャケットには三浦順光が撮影した、かしぶちと矢野の写真がそれぞれ表裏に使われている。歌詞ブックレットのひまわりの花の絵は、かしぶち自身が描いている。

シングルカット

収録曲

全曲の作詞作曲はかしぶちが手がけ、編曲は矢野と分担している[1]

アナログレコードでは、1から5までがA面、6から10までがB面に収録されている[1]

  1. ひまわり (3:34)
  2. リラのホテル (4:13)
  3. Friends (4:00)
  4. 冬のバラ (2:50)
  5. 屋根裏の二匹のねずみ (4:54)
  6. Listen to me, Now! (3:39)
    この曲と#8のベースはシンセサイザーによる。なお、この曲は矢野顕子が出前コンサートでも取り上げている。
  7. 堕ちた恋 (4:43)
  8. 恋ざんげ (3:08)
  9. 憂うつな肉体 (4:04)
  10. 春の庭 (3:06)
    この曲は中島ノブユキがピアノ演奏でカバーしている[5]

クレジット

ミュージシャン

スタッフ

  • Executive Producer:大蔵博 (やのミュージック)
  • A&R Director:国吉清治 (CANYON RECORDS)
  • Mix & Re-Mix:田中信一
  • Assistant Engineer:滝瀬茂 (ONKIO HAUS)
  • Recording Studio:ONKIO HAUS (Feb.~Mar. 1983)
  • Equipment & MC-4 Program:藤井丈司、山添昭彦、金丸晃冶 (ヨロシタミュージック)
  • Art Direction & Illustration:柴田誠
  • Photographer:三浦順光
  • Fashion Co-ordinator:前村麻衣子
  • Hair & Make-up:新堀司

発売記録

形態 発売日 品番 レーベル 備考
LP[1] 1983年6月21日[1] C28A0277[1] ポニーキャニオン[1] 初出 / 真空パッケージ
CT[1] 1983年6月21日[1] 28P6238[1] ポニーキャニオン[1] 初出
CD[1] 1991年8月21日[1][注釈 1] MDC7-1079[1] ミディ[1] CD再発
2013年8月14日[1][注釈 1] MDCL-5013[1] ミディ[1] SHM-CD再発 / 24ビットデジタルリマスタリング / 紙ジャケット

レコ発コンサート

1983年9月6日には、初のソロコンサートとなる「『リラのホテル』コンサート」を渋谷公会堂で開催[6]。出演はかしぶちと矢野のほか、ボーカルで大貫妙子ストリングス指揮坂本龍一が参加、かしぶちがボーカルに専念したためドラム鈴木さえ子が担当した。演奏はムーンライダーズのほか、ひばり児童合唱団も参加し、ステージセットにも凝った豪華なコンサートとなった[6]

脚注

注釈

  1. ^ a b セカンドアルバム『彼女の時』と同時再発。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae ディスコグラフィー SOLO WORKS かしぶち哲郎 リラのホテル HOTEL LILAS moonriders.net
  2. ^ a b 出典:かしぶち哲郎オフィシャルホームページより (外部リンクを参照)
  3. ^ 『LE GRAND』初回限定盤ボックス・セット付属CD『REMINISCENCE』ライナーノーツ、同付属詩集『CHOIX DE POEMES』より。
  4. ^ 収録アルバム:あがた森魚 『日本少年 (ヂパング・ボーイ) 』 (1976年)
  5. ^ 収録アルバム:中島ノブユキ 『Cancellare』(2012年)
  6. ^ a b ソロ・コンサート「リラのホテル」 TETSUROH KASHIBUCHI OFFICIAL HOMEPAGE

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「リラのホテル」の関連用語

リラのホテルのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



リラのホテルのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのリラのホテル (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS