ラジオ競馬中継のレギュラー化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 00:11 UTC 版)
「高橋信三」の記事における「ラジオ競馬中継のレギュラー化」の解説
高橋が社長に就任した1961年当時は、ラジオでの中央競馬の中継は八大競走に限られていた。また、日本短波放送(現・ラジオNIKKEI)の第2プログラム(現・RN2 RaNi Music♪)もまだ開局しておらず、関西テレビによるテレビでの放送も不定期で、京都競馬場、阪神競馬場のレースはどこの放送局でもレギュラー放送されていなかった。そこで高橋は1963年(昭和38年)4月改編で『日曜競馬中継』を立ち上げさせるとともに、日本中央競馬会と掛け合って京都・阪神両競馬場の場内実況を請け負った。これにより現在の『GOGO競馬』までつながるMBSラジオ競馬中継の基礎が確立した。 詳細は「GOGO競馬サンデー!#MBSラジオの歴代競馬番組タイトル」および「競馬中継 (関西テレビ)#関西テレビ制作」を参照 しかし、1965年(昭和40年)4月改編で日本短波放送第2プログラムが開局し、西日本主場全レースの放送を始めることになったため(『中央競馬実況中継』)、MBSは一旦レギュラー放送を打ち切り、再び八大競走のみとなる。それから5年を経た1970年(昭和45年)、関西の競馬専門紙最大手競馬ブックの社長松井淳からスポンサー就任と解説者派遣の打診を受け、まず土曜日のメインレースを対象にレギュラーの競馬放送が再開された。翌1971年(昭和46年)10月改編で日曜日午後のレギュラー放送『MBS日曜競馬』がスタートすると、MBSラジオの日曜日午後の時間帯は競馬中継が最優先となる。そして、プロ野球セ・リーグの阪神タイガースや当時関西に所在したパ・リーグの3球団(南海ホークス・阪急ブレーブス・近鉄バファローズ)の試合も、日曜日のデーゲームは各球団のいずれかが優勝した場合の日本シリーズを除き、原則放送しないことになった。 詳細は「GOGO競馬サンデー!#レギュラー化」および「MBSベースボールパーク#放送日・放送時間」を参照 「中央競馬実況中継 (日経ラジオ社)#概要」も参照
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