ユスティニアヌス法典とは? わかりやすく解説

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ユスティニアヌス‐ほうてん〔‐ハフテン〕【ユスティニアヌス法典】

読み方:ゆすてぃにあぬすほうてん

ユスティニアヌス編纂命じたローマ法大全」の一部「勅法集」をさし、ハドリアヌス帝から534年までの勅法を集録。全12巻。→ローマ法大全


ローマ法大全

(ユスティニアヌス法典 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/17 16:50 UTC 版)

ローマ法大全』(ローマほうたいぜん、ラテン語: Corpus Iuris Civilis)は、東ローマ皇帝ユスティニアヌス1世が編纂させた『勅法彙纂』、『学説彙纂』、『法学提要』、および534年以降に出された新勅法の総称である[1][2][3]。これら諸法が西ヨーロッパにおいて12世紀初頭に『ユスティニアヌスの市民法大全』としてまとめられ[4]1583年フランス法学者ディオニシウス・ゴトフレドゥス英語版によってジュネーヴで出版される際に『市民法大全』(corpus iuris civilis)と名のもとに刊行したことから、今日に至るまで「市民法大全」「コルプス・ユーリス」と呼称するのが通例となっている[5]。『教会法大全』とともにユス・コムーネ英語版の法源として重要な地位を占め、大陸諸国の法の発展に大きな影響を与えた。


注釈

  1. ^ ガイウス版の法学提要はかなりの部分が失われている。

出典

  1. ^ a b [ローマ法大全]『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典TBSブリタニカ
  2. ^ [ローマ法大全]『世界大百科事典平凡社
  3. ^ a b [ローマ法大全]『日本大百科全書小学館
  4. ^ a b c 尚樹1999、p.198。
  5. ^ a b c 勝田2004、p61。
  6. ^ a b c d e マラヴァル2005、pp.54-57。
  7. ^ a b 尚樹1999、p.196。
  8. ^ a b 尚樹1999、pp.196-197。
  9. ^ a b 尚樹1999、p.197。
  10. ^ 尚樹1999、p.199。
  11. ^ a b 尚樹1999、pp.197-198。
  12. ^ a b c マラヴァル2005、pp.56-57。
  13. ^ 尚樹1999、p.367。
  14. ^ [テオドシウス法典]『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典TBSブリタニカ
  15. ^ As the Littera Florentina, a copy recovered in Pisa, demonstrates.
  16. ^ 関連写本とその伝達についての詳細はCharles M. Radding & Antonio Ciaralliの以下の書籍を参照, The Corpus iuris civilis in the Middle Ages: Manuscripts and Transmission from the Sixth Century to the Juristic Revival (Leiden: Brill, 2007).
  17. ^ See Timothy Kearley, Justice Fred Blume and the Translation of the Justinian Code (2nd ed. 2008) 3, 21.
  18. ^ Id. at 3. For further discussion of the work of Scott, Blume, and Clyde Pharr on Roman law translation see Kearley, Timothy G., "From Rome to the Restatement: S.P. Scott, Fred Blume, Clyde Pharr, and Roman Law in Early Twentieth-Century," available at Social Science Research Network [1].
  19. ^ Bruce W. Frier, ed. (2016), The Codex of Justinian. A New Annotated Translation, with Parallel Latin and Greek Text, Cambridge University Press, p. 2963, ISBN 9780521196826
  20. ^ David J.D. Miller & Peter Saaris, The Novels of Justinian: A Complete Annotated English Translation (2 vols., 2018).


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