モーターヨット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/13 17:49 UTC 版)
「ネイピア・アンド・サン」の記事における「モーターヨット」の解説
ネイピアは船舶用エンジンと大型ボートに進出した。1903年にS.F. エッジのネイピアランチが、アイルランドのコーク・ハーバー(英語版)で行われた第一回の英国国際ハームズワース杯(英語版)(スピードボート)で優勝した。40-フート (12 m)の鋼鉄製船体のスピードボートで、3葉のスクリューを備えており、ドロシー・リービットの操縦で19.3 mph (31.1 km/h)を記録した。ボートの所有者であり競技参加者である“S.F. エッジ”の名が、優勝者としてトロフィーに刻まれている。3番目の乗組員がキャンベル・ミューアで、かれもまた操縦を受け持った。 1903年8月8日、リービットはカウズ(英語版)でネイピアを操縦してレースに勝った。そのあとリービットは英国王、エドワード7世から王室ヨット(英語版)に招かれて、その勇気と技術について称賛をうけた。これに続いてボートの性能についてや、その英国政府の兵站業務についての潜在的な可能性について話し合った。 8月末に、リービットはフランスのトロービルのガストン・メニエール杯(英語版)で優勝した。これは5マイルの海上での世界選手権大会であり、優勝賞品は$1,750の賞金であったと記録されている。 I1903年10月にはリービットは、トロービルの海上チャンピオンシップに優勝する。そしてフランス政府はこのボートを1,000ポンドで購入した。 1905年型ネイピアII型ボートが、区間1マイルでほぼ30ノット(56 km/h)の世界水上速度記録を樹立した。
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