ミリオンステージ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 18:05 UTC 版)
「ベルトクイズQ&Q」の記事における「ミリオンステージ」の解説
ミリオンステージでは3問のクイズに挑戦し、解答者は100万円からスタートし不正解の度に減額された。全問正解で100万円、1問不正解で30万円、2問不正解、全問不正解で2万5千円だった(初期では「ラッキージャンプ」と呼び、30万円の問題、90万円の問題、270万円の問題の3問が順次出題され、途中不正解になると打ち切りになった)。 押阪時代になってからは、段階的に(10万円単位で)賞金を増額させ、最終的に3問正解で100万円に挑戦する。前期の第2期は10万円→30万円→100万円の3段階。それ以前(第1期)はいきなり100万円コースに挑戦も可能だった(解答者が10万円から100万円まで10万円単位で任意の金額を指定する)。不正解だと前の賞金が半減された。一問目に不正解となってしまうと挑戦している賞金の額にかかわらず、2万5千円(前期の第2・3・4期は3万円)しか受け取れない。 さらに押阪時代前期の第3期は、10万円・30万円・100万円各コースから選び、その1回だけで終わる「一発勝負」(どのコースでも不正解なら3万円獲得)、第4期は10万円コースを廃止して30万円→100万円コースで行う「2回勝負」と、頻繁にルールが変わった。 問題は、押阪時代前期の第1期はどのコースでも1 - 10の中から選んだ。前期の第2・3・4期は、10万円コースは前と同じく1 - 10から選び、30万円コースと100万円コースは、8つのジャンル(「スポーツ」「芸能」など)から1つ選ぶ方式だった。 270万円(後に100万円)を賭けた問題は超難問で、複数の答えを言わなければならなかった。 押阪時代前期の第1期、1週間だけ芸能人大会が行われた時は、30万円・60万円・100万円の3コースに制限された。それ以外は通常と同じ。 ラッキージャンプと押阪時代は、1問でも正解すれば、リタイヤも可能で、その場合にはそれまで獲得していた賞金を全額持ち帰れた。 子供大会のミリオンステージの場合は賞金ではなく、天体望遠鏡・ラテカセ(ラジカセにテレビ機能を付加した製品で、当時の子供達の憧れであった)・スポーツ用品等の中から好きな物を一点解答者に選ばせ(いわゆる「ミリオン賞」)、一問一発勝負させる形式であった。なお、末期の子供大会はミリオン賞を獲得すると、チャンピオン大会に進出して、ハワイ旅行を目指す形式があった。 ミリオンステージ進出者は、問題出題前にコンピューターの「性格診断」を受けることになっていた。「はい」「いいえ」形式でコンピューターから出される問いに5問答え、終わった時点でコンピューターが挑戦者の性格を診断して延々と読み上げ、そのユニークな分析ぶりが常にギャラリーの笑いを誘っていた。なお、このコーナーは放送時間短縮時に廃止されている。 「Q兵衛」という番組マスコットの馬のぬいぐるみが製作され、番組参加賞(100万円獲得者を含むミリオンステージ進出者にはスタジオで授与)や視聴者プレゼント(「宿題クイズ」と呼ばれていた)として使用された。後に「チビQ」という小型サイズのぬいぐるみも登場した。 初期の頃は、270万円(後に100万円)獲得者に、小規模のトロフィーが授与されていた。 ミリオンステージの表彰BGMは、ゆったりとしたストリングス調だった(1問でも正解すれば、途中敗退でも流れていた)。子供大会のオープニングでも同じBGMが流れていた。また、100万円獲得者が出ると解答席背後の碁盤の目のような電飾パネルが光り、その際に押阪が「ひゃーくまーんえーん!」「ひゃーくまーんえーん、やりました!」などと叫んでいた。
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