マーレの戦士の家族関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 06:59 UTC 版)
「進撃の巨人の登場人物」の記事における「マーレの戦士の家族関係者」の解説
アニの父親 声 - 石塚運昇→石井康嗣(Final Season) 体格のいい中年男性。 格闘技の達人であり、娘のアニにも熱心に教えていた。アニからは「現実離れした理想に酔いしれていた」と語られるなど親子の間には幾許かの温度差も生じていたようである。後に自分が間違っていたことを深く悔いながら娘の今後を憂い、必ず自分のもとに帰ってくることを求めながらアニを送り出す。 マーレ編では授けられた名誉のもと祭事に出席。4年前の奪還作戦帰還の出迎え以来となるカリナと再会し、彼女にアニの死をほのめかされるが、娘の生存を信じその帰りを待ち続けている。 実はアニとは非血縁関係の養父子。マーレ国外から移住してきたエルディア人であり、孤児だったアニを引き取るとマーレの戦士にするべく鍛え上げた。 カリナ・ブラウン (Karina Braun) 声 - 湯屋敦子 ライナーの母親。 マーレ人の男との間にライナーを産んだ為に共に暮らすことが出来ず、ライナーと二人で暮らしていた。息子のライナーがマーレの戦士に選ばれた際には涙を流して喜んだが、本心では身ごもっている自分を捨てたマーレ人の男を恨んでおり、その復讐のために息子がマーレの戦士になることを望んでいた。後に「息子をずっと復讐の道具にしていた」と深く後悔する。巨人化が解けた後、ライナーと再会し今までのことを謝罪した。 ライナーの父親 声 - 楠見尚巳 マーレ人。とある兵舎で働いていたカリナと関係を持ち、その結果ライナーが誕生してしまう。 ライナーが「鎧の巨人」を継承した後のパレードに姿を現し、その後対面するが、すでに収容区の外で別の家庭を築いており、カリナが復讐のためにライナーを「マーレの戦士」に仕立て上げたと、我が子であるライナーを激しく拒絶した。 イェーガー夫婦 声 - 荻野晴朗(父)、櫻井智(母) グリシャとフェイの両親。ジークとエレンの父方の祖父母にあたる。 父親は収容区内で診療所を営んでいる。フェイの死後、マーレ当局の言いつけどおりにエルディア人を卑下する歴史をグリシャに教え、グリシャからは激しい嫌悪感を向けられた。 母親は子達に壁の外に出ないように強く言いつけていたが、グリシャがそれを破ったためにフェイを失い、悲しみに暮れていた。 ジークがグリシャとダイナを告発した際には連行されるグリシャを見送っている。 マーレと中東連合の戦争終結時も存命であり、レベリオ収容区に帰還したジークを迎えた。父親は収容区の病院にてエレンと出会い、素性を知らないまま会話をするが、家族を失った経験から精神を病んでおり、エレンから家族について尋ねられた際に取り乱し、医師らに連れて行かれた。 フェイ・イェーガー (Faye Yeager) 声 - 三浦千幸 グリシャの妹。ジークとエレンの父方の叔母にあたる。8歳の時にグリシャと二人で外出した際に目撃した飛行船を追って収容区外に出るが、そこでマーレ当局のクルーガーとグロスに遭遇し、グリシャが二人分の制裁をクルーガーから受けている間にグロスによって家に帰るようにと連れ出された。その後、家には帰らずに翌日川辺で遺体となって発見された。 その後、エルディア復権派のグライスからグリシャに真相が明かされ、実際はグロスの息子達の飼い犬に襲われ、食い殺されていたことが判明。真実を知ったグリシャは以降復権派として活動することとなる。
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