マーレグン・グウィネッズの宮廷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/15 08:20 UTC 版)
「タリエシン」の記事における「マーレグン・グウィネッズの宮廷」の解説
数年後、タリエシンが13歳になったとき、エルフィンはマーレグン・グウィネッズ王の宮廷に仕えており、タリエシンはこの宮廷のどの詩人よりも優れており、自分の妻はどの宮廷の女性よりも優れていると言った。マーレグンの息子ルーンは、エルフィンの妻を誘惑して、彼の言葉が真実ではないことを示すためにエルフィンの家を訪れた。ルーンはエルフィンの妻を酔わせて、結婚指輪を外させ、彼女の放埒さを証明した。だがエルフィンの嘘はまだ確信できないとされた。次にマーレグンは、タリエシンに対して宮廷の詩人よりも優れていることを証明しろと迫った。すると、タリエシンは長大な詩で王の凋落を予言した。王の詩人たちは赤子のうめきのような声を上げるだけであった。こうしてエルフィンは牢から釈放された。
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