マンガン鋼
ンを含有しているが、これ以上のマンガンを含有した鋼をいう。大別して低マンガン鋼(1.2~ 1.7%)と高マンガン鋼(9~14%)とに分けられる。前者は、焼入れ性の向上に高価なニッケル、モリブデンの代替としてマンガンを添加したものである。引張り強さ、伸び、粘り強さが大で、工具、リベット、ボルトなど用いられる。後者は、金属組織をオーステナイトとし、低降伏点、高引張り強さで加工硬化が著しい特徴がある。加工を受けた表面は硬化し、内部は高靭性を保つ。その特徴を生かし、クラッシャの部品、船のバケットなどに用いる。
マンガン鋼
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