マッドポリス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 00:14 UTC 版)
JM壊滅のために創設され、その目的を果たした警察庁直属の特殊部隊。本作品では警察庁や警視庁などの警察組織上層部の特命を受けて行動する、一種の傭兵的組織に衣替えした。MP創設の背景は前作では謎に包まれていたが、本作品#6で、氷室の警察学校時代の恩師にして政財界のフィクサー・木島(演:幸田宗丸)の指揮によって結成されたことが明らかにされる。 氷室 健一(演:渡瀬恒彦) MPを率いる指揮官。射撃とドライビングテクニックは超一流。スキューバダイビングの能力もプロ級。頭脳明晰で常に冷静沈着な冷血漢に見えるが、時折ギャグやジョークをかますこともある。 松村 兵助(演:梅宮辰夫) MPのサブリーダー格で、メンバーのまとめ役。上役に顔が利くため、主に上層部からの情報収集や交渉は彼の役目。 清川 大作(演:桜木健一) 27歳。先輩刑事は単に「清川」、唯一の後輩であるジョーは「大さん」と呼ぶ。所轄の交番勤務巡査だったが、スキューバダイビングの能力を買われ、#1で金塊密輸団への潜入捜査のため、警視庁刑事課を通じ、松村に臨時の潜入捜査要員としてスカウトされ、氷室に「ギリギリ70点の合格で訓練次第」という形でMPの新メンバー加入を承認された。メンバーの中では珍しい、勤勉実直な性格。それゆえに先輩メンバーからの指令は、どんな無茶なものでも着実に実行しようとする。警察官然とした地道な聞き込み捜査や尾行および、各種の自動車の運転も得意とする。 芹沢 末八(演:志賀勝) 松原出身。「怒らせて死んだ奴が多い」と言われる武闘派ながら美女に弱い。#5での任務中立ち寄った玩具屋で手にしたダッコちゃんを気に入ったのか常時持ち歩くようになり、また後輩の山南や原田の言動に癇癪を起こすなど性格も完全にコメディリリーフキャラクターと化した。 新田 五郎(演:片桐竜次) MPの若手実力派だが、戦闘中にもギャグを欠かさない二枚目半。後輩が2人増えたことで、前作より一層先輩風を吹かすようになった。 原田 進司(演:中西良太) 山南の加入に伴い先輩としての自覚を持ったのかやや落ち着いた性格となり、氷室など他のメンバーのバックアップに回る場面が増えた。 山南 譲(演:山岡健) 通称は本名の譲(ゆずる)を音読みした「ジョー」。24歳。カーリーな長髪と革ジャンがトレードマーク。所轄の刑事だったが、清川同様スキューバダイビングの能力を買われ、#1で松村に臨時の潜入捜査要員としてスカウトされ、氷室に「ギリギリ70点の合格で訓練次第」という形でMPの新メンバー加入を承認された。調子がよく天然ボケな性格で、もともとMPに憧れていたことから、捜査が行き詰まった際に決まって「派手にやっちゃいましょうよ」と進言し、芹沢に怒鳴られるのが恒例。拳銃からバズーカにいたるまで、あらゆる銃器の扱いが巧み。進司を「進司あにい」と慕う。 緑川 悠子(演:堀川まゆみ) MPの紅一点で、英語が堪能なバイリンガル刑事。
※この「マッドポリス」の解説は、「特命刑事」の解説の一部です。
「マッドポリス」を含む「特命刑事」の記事については、「特命刑事」の概要を参照ください。
- マッドポリスのページへのリンク