ボールK型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 16:00 UTC 版)
「ボール (ガンダムシリーズ)」の記事における「ボールK型」の解説
OVA『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』に登場。メカニックデザインはカトキハジメで、ボール改同様「ガンダム・センチネル0079」のリファイン版ボールをベースとしている。 もっとも初期に生産されたタイプのひとつで、のちの量産型と比較して装甲・プロペラント容量などすべてにおいて勝っている。本格的な量産のために試作された民生品の整備改造機であり、そのためライトやウィンチといった作業用の装備が残されている。ウィンチはアンカーの交換によって多用途に使用できるため戦場での使い道も模索されるが、のちの生産型では省略されている。コックピットには火器管制システム、各種レーダー、通信システム、大型モニターが追加され、シートなども軍用品に交換されている。総生産数は100機に満たないが、輸送隊や軌道警備部隊に配備されている。 武装 2連装キャノン砲 「フィフティーン・キャリバー」または「2連装機銃」とも呼ばれ、ゼロ距離射撃も可能とされる。通常型のボールが装備することも可能。 口径は180ミリと30ミリの2説があり、前者はさまざまな物議を醸したこともあるとされる。 劇中での活躍 『第08MS小隊』第1話では、テリー・サンダースJr.の乗る先行量産型ジムの救援のために、シロー・アマダが志願して輸送艇に搭載されていたオレンジ色の本機で出撃する。中破したジムを下がらせ、装備を生かして敵機の高機動試作型ザク1機と相討ちに持ち込む。 『MS IGLOO -黙示録0079-』第2話では、一年戦争末期の12月30日に、月のグラナダ上空の宙域に現れたボール2個小隊のうち2機が通常型(塗装も通常型と同じで、下部のみロールバーを装備、サブアームも装備)にフィフティーン・キャリバーを搭載しており、第603技術試験隊のオッゴと交戦するが、同隊母艦のヨーツンヘイムでのモニターの識別画面では "RB-79K" と表示されており、オリヴァー・マイ中尉は「近接戦闘型」と呼んでいる。 目次へ移動する
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