ボールM型(ボール機雷散布ポッド装備タイプ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 16:00 UTC 版)
「ボール (ガンダムシリーズ)」の記事における「ボールM型(ボール機雷散布ポッド装備タイプ)」の解説
『MSV-R』で設定された。「ロッカー・ボール」とも呼ばれる。 ボールの新たな戦術運用を検討した結果生まれた機体のひとつで、作業用ボールをベースに製造されている。機体後方に左右に展開する機雷収納庫を装備、これは大型コンテナを一部流用して製作されており、MMB-05E浮遊機雷を片側に24基積載する。上部のキャノン砲に代わり、計測システム内蔵のポッドVLBI-C2と発信アンテナが装備されている(機雷コントロールユニットとする説もある)。マニピュレーターは、拡大した機体の艦載スペース減少と、機雷散布時の接触防止のため短いタイプに変更されている。その形状から、整備兵の間では「ロッカー付き」や「ランチボックス」の愛称で呼ばれている。 宇宙世紀0079年10月初旬に試験運用がおこなわれている。その後、おもにルナツーに配備され、公国軍のパトロール艦隊の定期航路などに機雷を散布し、上層部の予想を大きく上回る戦果を挙げている。一年戦争末期には、艦隊戦の最中の機雷散布という過酷かつ困難な任務にも投入され、生産総数の3分の1が失われている。残る機体も、すべて通常型に戻されている。 目次へ移動する
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