ガンダム・センチネル0079
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「ガンダム・センチネル」の記事における「ガンダム・センチネル0079」の解説
連載のラストとして、『モデルグラフィックス』1990年5月号と7月号の2回にわたって掲載された短編企画。「センチネル」の手法で一年戦争のソロモン攻略戦を再現するというもので、当時は少尉でジム(後期生産型)に搭乗するトッシュ・クレイとストール・マニングスを主役に据えている。 シリーズ第1作『機動戦士ガンダム』に登場する兵器の一部のデザインがカトキによってリファインされており、デザインの多くがのちにカトキがメカニックデザインで参加するOVA『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』をはじめとする後発映像作品に流用されたほか、本編では1カットしか登場しないガンダムも「ガンダムVer.ka」として商品化された。また、あさのまさひこのコメントによればフルアーマーガンダムのラフ画稿も存在している事が明らかになっている(未発表)。 なお、このシリーズからのMG.O.C.K.ブランドによるキット化はされていないが、一部は本編使用作例をもとにしたガレージキットが(ビグ・ザムは新規、ほかは『0083』登場兵器として)B-CLUBブランドから発売された。 登場兵器 地球連邦軍 RX-78-2 ガンダム - 一部デザインを変更して『HG ガンダム』付属説明書などのイラストに登場したほか、のちに「ガンダムVer.ka」としてマスターグレード (MG) のプラモデルなどで商品化された。 RGM-79 ジム(後期生産型) - デザインがジム改などに流用された。 RB-79 ボール - デザインがボール改などに流用されたほか、「ボールVer.ka」としてMGで商品化された。 FF-X7[Bst] コア・ブースター - 「コア・ブースター“0079"」として、本企画以前の「センチネル」で設定画と作例が(ムックにも)掲載されたが、本企画ではガンダムとともに1カットだけ登場した。 パブリク - 本企画以前の「センチネル」で(ムックにも)ベースとなるイラストが掲載されていた。 サラミス ホワイトベース - 本編未登場だが、設定画が掲載された。『HG ガンダム』付属説明書のイラストに登場。 ジオン公国軍 MS-06F ザクII - デザインがザクII F2型などに流用された。 MA-08 ビグ・ザム - 本企画以前の「センチネル」で(ムックにも)ベースとなるイラストが掲載されていた。 ガトル - デザインの一部がドラッツェのバックパック(ガトルのエンジンを流用したという設定)に流用された。
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