ボトム-アップとは? わかりやすく解説

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ボトムアップ

英語:bottom-up

「ボトムアップ」の基本的な意味

「ボトムアップ」とは、組織プロジェクトにおいて、下位レベルから上位レベルへの意思決定情報伝達プロセスを指す言葉である。これは、現場意見知識重視し、それらを上位レベル意思決定反映させることを目的としている。対義語として、「トップダウン」があり、こちらは上位レベルから下位レベルへの指示方針中心となるアプローチである。

「ボトムアップ」の語源

「ボトムアップ」は英語の"bottom-up"から来ており、直訳すると「底から上へ」という意味になる。この言葉は、組織プロジェクトにおいて、下位レベルから上位レベルへと情報意見伝達される様子表している。

「ボトムアップ」の類語

「ボトムアップ」の類語としては、「草の根」「現場主義」「現場重視」などが挙げられる。これらの言葉も、現場意見知識重視し、それらを上位レベル意思決定反映させることを目的としている。

「ボトムアップ」に関連する用語・知識

トップダウン

トップダウン」は「ボトムアップ」の対義語であり、上位レベルから下位レベルへの指示方針中心となるアプローチである。この方法では、組織全体方向性戦略明確に示されることが多いが、現場意見知識十分に反映されないことがある

現場主義

現場主義」は、「ボトムアップ」の考え方同様に現場意見知識重視する経営手法である。組織リーダーマネージャー現場足を運び直接現場声を聞くことで、より現実即した意思決定が可能となる。

フラットな組織

フラットな組織」は、上下関係が緩やかで、意思決定情報伝達スムーズに行われる組織構造を指す。このような組織では、「ボトムアップ」の考え方取り入れられやすく、現場意見知識組織全体広がりやすい。

「ボトムアップ」を用いた例文

1. このプロジェクトでは、ボトムアップのアプローチ取り入れ現場意見重視した意思決定行っている。 2. 社内意思決定プロセス見直し、ボトムアップで情報伝達されるように改善求められている。 3. ボトムアップで意見集約され結果新たなアイデア生まれ事業拡大つながった

ボトム‐アップ【bottom up】

読み方:ぼとむあっぷ

下からの意見吸い上げて全体まとめていく管理方式。⇔トップダウン


ボトムアップ

別名:ボトムアップ型ボトムアップ方式
【英】bottom-up

ボトムアップとは、全体のうち下位位置する側から上位向かって手続き伝達進め方式のことである。

企業や組織におけるボトムアップは、現場携わる担当者提案試算行って上層部提議し上層部がこれを組み上げ承認する、といった流れによる意思決定を指すことが多い。ボトムアップは現場自主性自己管理促され現場実情即した課題解決期待できるが、大局的な観点足りない意見が集まることよって組織全体意思が却って遅れるといった弊害生じ可能性がある。

システム設計においてははじめに個々構成要素細かく設計し各要素詳細な設計固まってからそれをまとめ上げる形で全体像設計する方式がボトムアップと呼ばれる

ボトムアップの方式に対して高次位置する部分から下方進める形でことを運ぶ方式は「トップダウン」(top-down)と呼ばれる


ボトムアップ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/21 10:10 UTC 版)

ボトムアップ(BOTTOM UP)は、かつて存在したコンピュータゲーム制作会社である。




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「 ボトムアップ」の例文・使い方・用例・文例

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