ボケ・ツッコミの変遷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 16:22 UTC 版)
このスタイルにたどり着くまでに4回、ボケとツッコミを入れ替えている。またキャラクターも大きく変わっている。 年松陰寺シュウペイ備考2008年 ツッコミ ボケ スーツを着て時代を斬る時事漫才。中川家の漫才を参考にしたという。またツッコむ度に脚を高く上げるという当時から自由な芸風だった。 2009年 ボケ ツッコミ ボーイズラブ漫才。松陰寺がシュウペイに好意を抱いているという設定。 2010年 - 2013年 ツッコミ ボケ ヒップホップ風のラッパー漫才。シュウペイが一番好きなスタイル。 2013年 松陰寺が教師役の漫才。 2014年 ボケ ツッコミ ホスト風漫才。この頃から松陰寺はASKAモチーフのホスト風キザキャラになる。 2014年末 - 2018年 ボケ ツッコミ 松陰寺はキャラをそのままに、WAHAHA本舗主宰の喰始のアドバイスで着物姿 かつローラーシューズで舞台上を走り回る。 2018年 ノリツッコまないツッコミ ボケ 全肯定漫才。 2019年 - ノリツッコまないツッコミ ボケ M-1グランプリの一回戦から松陰寺は着物姿とローラーシューズを止め、紫のスーツを着るようになる。またシュウペイも以前は黒のジャケットとズボンというカジュアルな格好を止め、M-1グランプリの決勝から上下揃ったスーツを着るようになる。 初めてボケとツッコミを入れ替えたのは、シュウペイがボケのセリフを覚えきれなかったことや、ボケの意味を理解していなかったことが原因と話している。 またシュウペイがツッコミをしていた際に松陰寺は「無理させていた」と話している。このことについてはシュウペイ本人も認めており「自分はツッコミ気質ではない」とM-1グランプリ2019後に中川家のラジオに出演した際に発言している。 全肯定漫才が生まれた理由については「“シンプルにボケてツッコむ”ということをただ裏切りたかっただけ。最初これはひとボケだったけど、それがウケたので全部そうすることにした」と話している。また当初は普通のツッコミをしており、時にはネタ中に人の悪口も言っていたこともあった。このことに関しては「その人に向けた槍は必ず僕に戻ってくるんだなと分かって、その後はやめた」と話している。なお「時を戻そう」というフレーズは、松陰寺が元々言っていた「ちゃんとやってくれ」をもっとロマンチックな言い方にしたいと思ったことから生み出された。しかし最初にこれを言い始めたときは全く反応が無く「『この人はネタ中に何を言っているんだ?』みたいな空気になっていた」ということで、シュウペイも最初は変な風に思っていたという。
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