プロ野球4コマ漫画家としてとは? わかりやすく解説

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プロ野球4コマ漫画家として

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 02:38 UTC 版)

やくみつる」の記事における「プロ野球4コマ漫画家として」の解説

荒唐無稽な要素少なくヒーローインタビュー試合経過などといった、実際に起こったことを取り上げて批判する作風である。また自身頻繁に漫画登場させて、登場人物と絡らませることも特徴になっている1981年に『まんがタイムオリジナル』でいしいひさいち『がんばれ!!タブチくん!!』模倣したがんばれエガワくん』の連載人気となり、1985年の『まんがスポーツ』にメイン作家として起用され経緯から、いしいひさいち便乗した漫画家筆頭とされる。ただし、やくは、題材とした江川と同じ部屋にもいたくない公言するほど江川嫌っており、タイトル江川主役にしようと決めたのも、芳文社編集者主導よるものだった。 自らの比較現実的な作風考慮せず、すぐにフィクション区別がつかないような事を書くこと多かった一例挙げると、桑田真澄が目に沁みないように予め自分ビールをかけているところを取り上げ、「一人ビールかけ総スカン」などと書いたことがある巨人強行指名したという経緯もあり、いしいひさいち桑田悪人顔に書いていたが、荒唐無稽な話で笑わせていた)。また、衝突事故によって吉村禎章重傷を負わせた栄村忠広背番号66からダミアン名付け衝突事故執拗にネタとして扱った熱狂的な横浜ベイスターズファンながら、選手好き嫌い激しく高木豊佐々木主浩などには、辛辣なネタを描くことが多かった。例としてまだリリーフ分業制確立していない時代に、佐々木が9回限定登板していたことをネタにし、暴漢襲われる女性が、自ら反撃しながら苦労して取り押さえたところで、やっと佐々木助けに来るという話があった。 その後キャリアとしては全盛期に『まんがパロ野球ニュース』(現『まんがくらぶオリジナル竹書房)の看板作家の座を、同じく横浜ベイスターズ題材としていたみずしな孝之(荒唐無稽な要素と、日常的な要素併用していた)に追われている。ほぼ正反対だった作風の『きまぐれMVP!』(たかみね駆)を名指し批判したこともある。 2011年横浜ベイスターズDeNA買収されると、やくは長年横浜ベイスターズファンであることを公言してきたが、DeNA課金制の携帯電話向けゲーム運営する会社であることを「疫病神」などと罵倒し、ベイスターズファンを(親会社代わるまで)やめると宣言した。「はた山ハッチ名義でもファン休止宣言行った。やくはDeNAに対して自身横浜ファンに戻る「チャンス与える」として「DeNAも新業種に(大洋ホエールズと同じ)遠洋漁業加えてみろ。」と要求している。後に、やくはDeNAファンにあっさりと戻っている[要出典]。 なお、4コマ漫画家としては、2012年4月3日から『神奈川新聞』にて『はた山ハッチの それでもガンバ!!中畑ベイスターズ』 と改題してシーズン中1コマ漫画連載継続している。

※この「プロ野球4コマ漫画家として」の解説は、「やくみつる」の解説の一部です。
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