プロフェッササケミ【プロフェッササケミ】(観賞樹)
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登録番号 | 第14015号 |
登録年月日 | 2006年 3月 9日 | |
農林水産植物の種類 | つつじ | |
登録品種の名称及びその読み | プロフェッササケミ よみ:プロフェッササケミ |
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品種登録の有効期限 | 30 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 酒見隆雄 | |
品種登録者の住所 | 福岡県久留米市大橋町大字蜷川1207番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 酒見隆雄 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「清朗」と「ピンクジョイ」の交配種に「ドクターアーノルド」を交配して育成されたものであり、花は開いた漏斗形、淡緑黄色に鮮ピンク色の副色が入る中輪で、鉢物向きの品種である。樹姿枝張りは広株立状、樹高は矮性、2年枝の太さはやや細、色は暗褐、主枝の粗密は密である。春葉全体の形は広楕円形、先端の形は凸頭、葉脚は鋭脚、葉身長は短、最大幅は狭、葉柄長は短、新葉表面の色は緑、春葉表面の色は暗緑、斑入りは無、表面の光沢は弱、表面の毛じの色は褐、葉の着生方向は水平である。花の向き姿勢は直立、つぼみの形は尖頭楕円、花形は開いた漏斗形、花のタイプはセミダブル、花冠の切れ込みは深い、左右対称性は不明瞭、花冠上半及び下半の形は半円形、裂片の先端の形は広く円い、重なり合い、縁の波形状及び花の直径は中、切開いた最大幅はやや広、縦幅はやや短である。花色の発現は二色型、絞り模様は極多、底白の現れ方、白覆輪及び縁紅・爪紅は無、濃淡模様は有、内側の主色は淡緑黄(JHS カラーチャート2702)、副色は鮮ピンク(同0104)、花喉部のブロッチは鮮明、形は大点の集合、色は濃赤(同0408)である。雄ずいの型は小花弁化する、雌ずいの型は花弁化する、柱頭の色は淡緑、がくの有無は有である。葉の持続性は常緑、開花期の早晩は極早、四季咲性は中である。「越の舞姫」と比較して、花冠の左右対称性が不明瞭であること、花色の絞り模様が多いこと、花の内側の主色が淡緑黄であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和63年に育成者の温室(福岡県久留米市)において、「清朗」と「ピンクジョイ」の交配種に「ドクターアーノルド」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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