ブラウン内閣
ブラウン政権 (2007年-2010年)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 15:29 UTC 版)
「労働党 (イギリス)」の記事における「ブラウン政権 (2007年-2010年)」の解説
2007年5月、ブレアは正式に退陣を表明し、6月の臨時党大会で財務大臣のゴードン・ブラウンが後継党首に選出された。その後、6月27日にブレアは首相を辞任、ブラウンが新首相に就任した。なお、ブラウンが党首になった時点での世論調査では労働党の支持率が一時的に回復し、保守党を上回った。 しかし、2008年と2009年の統一地方選挙では保守党に相次いで大敗するなど党勢は低迷。2009年には英政界を巻き込んだ経費不正請求のスキャンダルにより、ブラウンを始め多くの議員が関与していたことが発覚した。 2010年の総選挙において、労働党は改選前と比べ90議席以上を減らして惨敗。しかし、保守党も過半数確保には至らず、36年ぶりとなる「ハング・パーラメント」(宙ぶらりん議会)に陥った。労働党は自民党と連立協議を行ったが不調に終わり、13年ぶりに与党の座を保守党と自民党の連立政権に明け渡した。
※この「ブラウン政権 (2007年-2010年)」の解説は、「労働党 (イギリス)」の解説の一部です。
「ブラウン政権 (2007年-2010年)」を含む「労働党 (イギリス)」の記事については、「労働党 (イギリス)」の概要を参照ください。
- ブラウン政権のページへのリンク